光市は27日、光、大和の2市立病院の2007年度決算が、外来患者の減少などで約2億2400万円の赤字になることを明らかにした。赤字決算は合併した04年度以降4年連続で、累積赤字は13億9200万円に上る。
赤字額は光が9400万円、大和が1億3000万円。光は入院・外来収益が前年度比で約1億円増加したが、電算システムやMRI(磁気共鳴画像装置)の設備投資の減価償却費がかさんだ。
一方、大和は昨年4月から泌尿器科が休止し、整形外科の医師も減員。その影響もあり、1億6300万円の減収になった。