議会・行政 : 経営改革に多くの意見 名張市立病院
投稿者: 編集部 投稿日時: 2008-8-28 20:41:56
この日の会議で、同病院の竹内謙二院長は「(昨年10月から)内科外来を完全紹介制にしたことで業務は軽減されたが、患者数が減り、収益も減る。医師の業務を可能な範囲で増やすことは出来るが、これまでと同じ過酷な仕事を求めるのはできない」と現状を説明。
続いて、病院のあり方や収入確保など、国の方針に基づいた改革プランの素案を事務局側が提示し、委員からは「光熱費や在庫管理など、実践できることから経費節減を」「伊賀市との広域的な機能分担も考える必要がある」など多くの意見や提案が出された。
また同病院では、病院改革に向けた提言を8月上旬までに職員436人(臨時職員、委託業者含む)全員から募集。回答率は約2割だったが、「診療報酬の請求漏れ防止」「人間ドックの充実」などの声が寄せられた。