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今日のダーリン

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・いずれは、「これはすごい事業だった」と
 言われるのかもしれないのですが、
 グーグルが発表した「ストリートビュー」というもの、
 どういうものなんでしょうかねぇ。
 ぼくは、いまのところ、
 新しいおもちゃとしてしばらく遊んで、
 なんとなく忘れたままになっています。
 つくった人に、もうしわけないくらいです。
 「たまごっち」で遊んだ時間よりも、
 「ストリートビュー」で遊んだ時間のほうが短いんです。
 そういうことで、よろしいのかと思ってしまいます。
 
 だって、世界中の街の道路の写真を、
 誰でもが見られるようになっているんでしょう。
 すごいに決まってますよね。
 それなのに、「新しいおもちゃ」のようにあつかって、
 忘れちゃっている自分って‥‥ねぇ。

 自分と「ストリートビュー」との関係も、
 世界の人々と「ストリートビュー」の関係も、
 まだ論じるのさえ早すぎる段階にあると思います。
 でも、なんとなく、いまのぼくには、
 これが、「万里の長城」に似てるように思えるんです。
 
 「万里の長城」というのは、
 敵になる異民族の侵入を防ぐためにつくったんですよね。
 しかし、この程度のものじゃ、
 ひょいひょい乗り越えられるでしょう。
 実際に乗り越えられては強化したりしてたらしい。
 しかも、塀だから、どこかに端っこがあるわけで、
 そこからも入ってこられるわけで。
 きりもなく長くならざるを得ないですよねー。
 いくらなんでも長すぎるだろうっつーの!
 「仕事をつくるために、仕事した」
 という印象さえあります。
 
 いやぁ、グーグルの「ストリートビュー」が、
 「万里の長城」に似ていると言われて、
 うれしいのか、腹が立つのかもわからないのですが、
 どうも、ぼくには似ているように思える。
 
 このごろの、大きそうな仕事って、
 だいたい「万里の長城」に似ているように感じるんです。
 先日の中国のオリンピックの開会式だとかも、
 「超大な網羅的」という意味では、似てますよねー。
 
・そうそう、もし日本でオリンピックやるとしたら、
 「とうてい北京にかなわない」という意見がありますが、
 そういう勝負を引き受けちゃダメでしょうが!
 仮に、日本でオリンピックやるなら、
 松尾スズキと、みうらじゅんで決断、じゃないですかー。
 
ハナミズすすりながら、八月の終りを過ごす。
今日も、来てくれて、ありがとうございます。

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