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2008年8月27日(水) 19:20 |
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財政構造改革案、職員給与カットも
財政危機を宣言している岡山県は財政改革の基本案をまとめました。目玉は職員の給与カットです。年9・5%の給与削減などで、年間405億円の改革効果が得られるという計画です。
プロジェクトチームが約2ヶ月かけて作成した改革の基本案は、177ページにものぼります。 定数削減など、人件費や施設廃止など経費削減に加え、駐車場有料化など新たな歳入確保などで、総額405億円の改革効果を目指しています。 目を引くのは給与カットです。 現在給料とボーナスは2.8%カットされていますが、それを給料9.5%、ボーナス6.5%カットし、全体で140億円を削減しようとしています。 これは45歳のモデル職員でいうと、年間55万円の削減です。 職員組合にこの案が提示されたのは26日でした。 大幅なカット率の増加は、受け入れられないと反発しています。 基本案には岡山空港駐車場の有料化など、県民への負担を重くする計画も盛り込まれています。 この基本案は県議会で審議されるとともに、インターネットなどで県民の意見も募集して、11月には最終的な計画にする方針です。
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