岡山放送局

2008年8月27日 21時50分更新

オーロラブラックをPR


岡山県で開発された「オーロラブラック」という新しい品種のブドウを県を代表するブランドに育てるため、地元の農家に栽培を呼びかける催しが赤磐市で開かれました。

「オーロラブラック」は、5年前に岡山県が開発した新しい品種のブドウで、甘みが強いのが特徴ですが、県内での栽培面積はおよそ24ヘクタールとブドウ全体の2%程度にとどまっています。

27日の催しは「オーロラブラック」を農家にPRし、栽培面積を増やしていこうと岡山県とJA岡山東などが開いたもので、県東部の赤磐市や備前市などの農家の人たちおよそ60人が集まりました。

会場では農家の人たちが県の担当者から「オーロラブラック」の栽培の仕方について説明を受けたあと、実際に試食して、甘みや食感、それに粒の大きさなどを確かめていました。

試食した人たちは、「おいしいだけでなく粒が枝から落ちにくいので栽培に向いている。ぜひ育ててみたいです」などと話していました。

県やJAでは、今後も県内各地でこうした催しを開いて「オーロラブラック」を農家にPRし、地元を代表するブランドに育てていきたいとしています。