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忙しいビジネスマンは朝食を食べない?
朝食を食べない子供たちが増えている――そんな話題が巷では問題になっている。しかし、インターネットによる調査で、「朝食は食べない」と最も多く回答したのは30代男性であることが明らかになった。
[真野裕章,Business Media 誠]
「朝食は食べない」30代男性が全世代中最多──インターネットリサーチ会社インフォプラントは4月25日、このような調査結果を発表した。
調査は4月6日から7日にかけてインターネット上で実施されたもの。朝食の実態と満足度について、30代の男女各150名、計300名の回答を集計した。「平日に朝食は食べない」と回答したのは、男性が19%、女性が10%。他世代の集計と比較すると、30代男性の19%が全世代で最も高く、20代女性が11%、40代男性が10%と続いた。
「毎日食べる」という回答は、男性が55%、女性が74%で、男性の方が朝食に対する意識が低いことを表す結果となった。
また、「朝食にかける時間は10分未満」と回答したユーザーは男女合わせて50%で、時間をかけずに朝食を食べる人が多い。
「朝食に食べることが多いものは?」という複数回答式の質問では、過半数の69%が「パン、サンドイッチ、惣菜パン、菓子パン」という調理が簡単、必要がないものを選択。「平日の朝食で大事だと思うこと」という質問に対しても、「準備に手間がかからないこと」が全体の45%、「食べるのに時間がかからないこと」が35%と上位に並んでいる。働き盛りのビジネスパーソンは食事の味よりも効率性を重視するようだ。
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