「戦艦大和ノ最期」(吉田満)は希有な戦争体験を硬質のカタカナ文語体により表現し、戦争文学の傑作との評価が与えられている。
現在の決定稿が確定するまでには様々な経緯があった。
初稿、ひらがな版、創元社版各テキストを比較する。
入手しやすいテキスト
戦艦大和ノ最期 講談社文芸文庫(新カナ、新字)
鎮魂戦艦大和 講談社
戦艦大和と戦後 筑摩学芸文庫(旧カナ、新字)
吉田満著作集(上) (旧カナ、旧字)
参考文献
落葉の掃き寄せ(江藤淳)文藝春秋
大和の最期、それから―吉田満戦後の航跡 (千早 耿一郎)講談社
鎮魂 吉田満とその時代(粕谷 一希)文春新書
参考サイト
松岡千夜千冊 961夜
戦艦大和ノ最期その真実と虚構