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1997年(平9)に登場した東海道・山陽新幹線の車両。新幹線で初めて300km/h運転を実現した。仏TGVと並び当時世界一。しかしN700系登場後、順次「のぞみ」から撤退。山陽区間で「こだま」として第二の人生を送る予定。
撮影:恵知仁 |
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総 括 |
一定の機能性、汎用性を持ちつつ、それ以上にスピードとロマンを求める。世界一速かった新幹線。 | 擬 人 化 |
基本は現実に根ざすが、優先順位は夢が上。自分のスタイルを追求し、さらなる高みを目指すロマンチスト。孤高の天才。 |
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存 在 |
新幹線。 | 生活感、カジュアルさは乏しく、風格やフォーマル感が強い。 | |
個 性 |
さらなる速さを目指し製作され、日本初の300km/h運転を実施。当時世界一タイ。 | 前進力が非常に強いロマンチスト。革新的。天才。 | |
それを実現すべく、15メートルもの超ロングノーズ、円筒形車体という、独特のスタイルを持つ。 | 夢に向かって、自分のスタイルを貫く。他人と同じであろうとは思わない。 | ||
だがそのため、他形式とドアや座席位置が異なり、運用の利便性に劣る。また、円筒形車体ゆえ車内空間が絞り込まれており、居住性が犠牲になっている面も。 | 理想のためなら、多少の犠牲はいとわない。利便性や合理性よりロマン、格好良さ。 | ||
色彩は、クールなグレー&ブルー系。 | クールなカッコイイ系志向。 | ||
「大量高速輸送機関」として、日本の大動脈を担うのも目的。それゆえ車内は、普通車とグリーン車からなる新幹線として標準的なもの。一定の汎用性がある。 | ロマン一辺倒ではなく、基本は現実的。機能性も兼ね備える。 | ||
しかし、製作は9編成のみ。東海道・山陽新幹線の主力車両にはならなかった。 | 孤高。 |
撮影:恵知仁 |
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名前 | 望五郎(のぞみ・ごろう) (愛称と形式名から) |
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性別 | 男 (シャープで強いスタイルから) |
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性格 | クールなロマンチスト。冷静だが魂はアツい。既成概念にとらわれず、夢に向って自分のスタイルで突き進む。他人と同じを好まず、クセがある。カッコイイものが好き。天才肌。 | |
外見 | 服の基本は機能的で実用性が高い、フォーマルなスーツスタイル。それを独特かつカッコ良く、ロマンチックに。しかしそのため機能性、実用性は削がれている。腕を下ろすと、マント的なものが流線形の雰囲気を増幅。 | |
好み | 【好き】挑戦。夢を語ること。SFもの。芸術。 【嫌い】守りに入ること。お金の話。 |
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作者のひとこと | ||
独特の存在感&個性と、汎用性&機能性。それをスタイルへ両立させることに悩みました。非現実的すぎる姿だと、実車の汎用性が消えてしまいますし。また名前は、あえてシンプルなものにしています。 |
鉄道擬人化「Rail-G Station」 [製作]恵知仁 [初出]2005年1月21日 [改訂]2008年7月11日