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男児餓死で母親に懲役8年を求刑(08/27 18:44:55)


 埼玉県三郷市の民家で3月、島村健太ちゃん(2)が放置され死亡した事件で、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた母親の恵美被告(30)の公判が27日、さいたま地裁(中谷雄二郎裁判長)で開かれ、検察側は懲役8年を求刑して結審した。判決は9月3日に言い渡される。

 検察側は論告で、健太ちゃんの死亡までの状況について「おしめを替えられることなく、ふん尿にまみれ、腹部は陥没していた」と指摘。「人の親としての温かさをまったく感じさせない冷酷な犯行」とした。

 弁護側は「育児で同居の親族らの手助けがないなど、被告人は育児放棄せざるを得ない状況にあった」として寛大な判決を求めた。

 論告によると、恵美被告は3月3日から12日にかけ、当時交際していた男性と同居するため、自宅に健太ちゃんと長女(2)、長男(6)を放置して外出。3人に十分な食事を与えず、健太ちゃんを餓死させ、長女を脱水症状にさせた。

 

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