県内ニュース

“病院枠組み”での合併を模索 南陽市長

2008年08月27日 17:30
 南陽市の塩田秀雄市長は27日、市役所で開かれた記者懇談会で、自ら提唱した南陽、高畠、川西の1市2町の合併について「今すぐ進めることは難しい」との認識を示した上で、「合併の第1候補がまとまらなければ、一歩でも二歩でも前に進む現実的な選択をしなければならない。第2の選択肢は、置賜広域病院組合を構成する南陽、長井、川西、飯豊の2市2町の枠組みになる」と述べ、病院組合の枠組みでの合併を模索する考えを明らかにした。

 今後の合併協議の見通しについては「内谷重治長井市長が病院組合の枠組みのほかに、長井、白鷹、飯豊の西置賜1市2町の枠組みも模索しており、当面は西置賜の結果を待つ必要がある。病院組合の枠組みで協議を進めていくことは、参加をためらっている周辺自治体が合併を決断した時の受け皿づくりにもつながる」と述べた。

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