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小杉の再開発事業を賛成多数で都市計画決定/川崎市都市計画審
- 政治・行政
- 2008/08/27
市民館や低層住宅などが密集する川崎市小杉町三丁目中央地区の再開発事業が二十六日、市都市計画審議会で議論され、賛成多数で都市計画決定された。高さ約百六十メートルの高層マンションと商業施設などが二〇一三年度後半に完成する。
計画地はJR南武線沿いの約一・一ヘクタール。分譲住宅・駐車場棟(地上四十五階地下二階)、業務・商業棟(地上三階地下一階)、賃貸住宅・商業・業務棟(地上十三階地下一階)で構成され、約五百三十戸(計画人口千八百人)が入居予定。敷地は地区内の既存ビル一棟が参加していないため「ロの字」形になっている。
地権者である約二十の個人・法人が事業主体となり一〇年度着工、一三年度完成予定。現在、同地区内にある市中原市民館は来年二月に閉館し、武蔵小杉駅南東側で進む再開発地区内に移転し、同年五月に新館としてオープンする。
同駅南側では企業跡地など約三十七ヘクタールに最高層の五十九階建てマンションをはじめ十数棟が建設中で、計画人口は五千戸、一万五千人に上る。南側開発地区に今回、小杉町三丁目中央地区が加わった格好だ。南側には横須賀線新駅が二〇一〇年春に開業する計画も進む。
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