チベットの人権保護を訴える会の趣旨や今後の活動の指針について次のように変更した
いと思います。
【新たな会の趣旨等】
会の趣旨
・チベット等で行われる人権侵害の事実を広く社会に知らせ、改善を訴える。
・自由や人権が保障される社会を作るためのムーブメントを創出する。
チベットの位置付け
チベットは会の活動の原点である。またチベットは他の民族に対して行われるあるいは他の地域で行われる人権侵害の象徴と考えられる。
チベットは最も重要な問題の一つであるが、他に緊急性や必要性が認められる人権問題も取り扱いうるものとする。またチベット支援団体以外の団体とも連携
しうる。
会の活動指針
右でも左でもない活動を行う。
これは会の意思決定手続(議事手続)に右や左に分類される団体に属する人が参加しないことを意味し、デモなどの会の活動に右や左の人が参加できないとい
うことを意味するものではない。会の活動は従来どおり、イデオロギーや個人の思想の垣根を越えて協調できるところは協調する。なお右でも左でもないとい
うことは政治的主張をしないということを意味しない。
会の運営
原則として一般参加者の多数決で決するが、役員会で前記の決定と異なる決定を行うことができるものとする。
役員会は役員の過半数で決定する。役員の員数は一人以上とし、役員が一人の場合は前述の役員会の決議は当該役員の決定に代える。
会計、会計監査は別に設置する。
【変更の骨子】
1、趣旨自体は大きく変わりません。より社会を変えようとする姿勢を強めた感じでしょうか。「ムーブメントを作る」としたことにより「社会に知らせる、
社会に訴える」以外の活動も行えそうですが、具体的には何も思いついておらず、余り変わりはない気がします。
2.活動指針では、@チベット以外の問題も取り扱いうること、A政治的表現を否定しないこと、B他の団体と協調して活動しうること、などを明記していま
す。
*@については、従来よりウイグル等について取り扱う可能性を「会の趣旨」に記載していましたが、改めて、明記しました。
3.会の運営について最終意思決定権限を役員会に委ねています。
@ミーティングでの議決が全参加者の意向とずれる場合が多く、これを修正する必要があること、また、A特定団体がミーティングの議決に参加することによ
り会の意思決定を支配することを防止すること(こうなったら会を解散させることもできなくなります。)、B緊急性のある要件を早期に決定し迅速な意思決
定を行う必要があること、を考慮し、最終決定権限を役員会(または役員)に委ねることとしました。
極端な例えですが、会の活動を過激な団体が影で支配するようになると、会の活動自体が過激になり、一般参加者に被害を及ぼし、またフリーチベット活動全
体に負の影響を与える可能性もないとはいえません。
私自身はできるだけミーティングの議決や全体の意思を尊重する意向ではありますが、ご理解いただきたいと思います。
(なお、当分、役員は自分一人でやるのではないかと思います。)
この変更の可否についてのご意見を募集します。
(ここじゃ書きにくいと感じられる方はメールでもOKです。makeanactionアットマークyahoo.co.jp)