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【福井】

“最も知名度低い”返上へ 首都圏で県PR攻勢

2008年8月27日

首都圏の電車広告に使われるポスター=県庁で

写真

 県は首都圏でのイメージアップを図るため、駅や空港でのPR活動を強化する。「全国の小学6年生から最も知られていない県」とのデータもあるだけに、人気ドラマにあやかったポスターを作るなど知恵を振り絞る。

 ポスターのキャッチコピーは「なっちゃんのふるさとは福井です」。放送中のTBS系ドラマ「あんどーなつ」と連携し、福井出身の主人公を演じる女優貫地谷しほりさんが若狭塗ばしなど県産品を紹介するデザインに仕上げた。

 県ふくいブランド推進室は「PR効果の大きかった(NHK連続テレビ小説)『ちりとてちん』に続きたい」と意気込む。

 ポスターは9月30日まで、首都圏を走るつくばエクスプレスとゆりかもめの車内広告に使用。連動して、新宿や渋谷など、東京都内の主要駅で焼きサバや永平寺の僧をテーマにした観光ポスターも掲示する。

 羽田空港では28日、あわら温泉をPRするため舞妓(まいこ)と芸妓(げいぎ)5人が伝統の手踊りを披露。県観光振興課によると「出張演技としては最大規模」といい、秋の温泉シーズンに一人でも多くの観光客を呼び込みたい考えだ。 

 (谷悠己)

 

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