
枠が壊れたバドミントンのラケット=法島町のいしかわ子ども交流センター
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法島町のいしかわ子ども交流センターが、借りた用具を壊したことを職員に伝えないま
ま返却する「モンスター児童」に頭を痛めている。用具を返す際に礼を言う児童もほとん
どいなくなったという。センターは「遊んでいて壊れることはあるが、せめてしっかり連
絡してほしい」とマナーの向上を呼び掛けている。
同センターは館内のプレールームで遊ぶためのバドミントンのラケットやシャトル、卓
球のラケットやボールなどを無料で貸し出しており、使った用具は子ども自身が返却する
ことになっている。
同センターによると、使用中に卓球のボールがつぶれたり、ラケットが壊れてもそのこ
とを告げずに返却するケースがある。一週間でバドミントンのラケット三本が破損し、い
ずれも職員に知らせないまま返却されたことがあったという。
同センターの島村雅典企画交流課長は「壊してしまった時にはしっかり謝って返すのが
当たり前。みんなが使うものだということを考えて大事にしてほしい」と話している。