2008年06月30日

飲んだくれ1週間放浪記 4 ファイナル

土曜日


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おはようございます。
この日、明け方まで引越しの荷詰めやらPCの画像の整理やらをし、
9時に、病院に行くために起きる。ねむい。
今日は足の注射。痛みどめと炎症をおさえる薬を打つためだ。
不動産屋に寄る。
昨夜、いい物件があって、それを見に行った。
2DKで、綺麗なフローリング、収納も広い。
三鷹で、「支那そばあおば」にも近い。(つまり前の家に近い)
さっそく大家さんに連絡をとっていただいた。


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よっちゃんにとって最後の「支那そばあおば」
手前が私の塩ラーメン、奥がよっちゃんのしょうゆラーメン。


大家さんと顔あわせ。
私の外面がいい上、スーツを着ていたので好感触であった。
母が年金生活で私が派遣という、最大の難関があるが、
母の土地の話を出した。なんとかなりそうだ。
ダメなら、これもいいかなと思った
南千住の山谷、大阪でいえば西成のような感じの町である。
歩道橋では浮浪者が布団を敷いて寝ており、私好みだ。
当然、そこの宿は、西成ほどではないが激安で、
女性専用のネット回線ありの宿で1日3000円というのもあった。
いいなあ。楽しそう。長期滞在ももちろんOKらしい。
いつかはやってみたかった。
夏だし、寒くないからちょうどいいよな。渡りに船だ。(違)


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「ラーメン二郎 新小金井街道店」

手前が私のミニラーメン(これでミニサイズ。寝言言うなよっていう話だ。)
奥がよっちゃんの普通サイズのラーメン。
ちなみに私のはアブラニンニクマシ。
最後の二郎はキツかった。
私は実に1年半ぶりの二郎だ。ミニサイズでも無理だった。
さようなら二郎。美味しかったよ二郎。
でももう三十路の腹には無理です二郎。
この日、二郎からの卒業の日と相成った。

チャリでちょろちょろと帰宅。
家が決まるといいんだが、決まらなくても、それはそれでいいと思った。
もう、29日だ。今回の物件を逃すと、もう機会はない。
期日は30日までである。

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姉歯似よっちゃんの広島出張土産。
先週の出張のお土産。せんじ肉と牡蠣の網焼。




日曜日


朝、不動産屋さんからの電話で目が覚めた。


「大家さんからOK出ましたよ」

母の土地強し!

私の収入より土地のほうが強いのかよ!
泣けた。
人生を全否定された気分だった。
派遣、よえーなあ。


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フジツボをボイルしたもの。
フジツボのクチから出てるとこをもぎもぎすると抜けるのだが、
生でもイケるらしいがこの時期は怖いのでボイル。
奥のほうにあるオレンジの部分は非常にうまかった。

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いきなりフジツボの画像だけ見せられてもわかりづらかっただろうが、
お昼は吉祥寺に出て「まぐろ人」に行った。
よっちゃんの行きたがっていた「まぐろ人」だが、ここはおぢさんも絶賛の回転寿司だ。
回転寿司のくせにむちゃくちゃ旨い。値段もいいお値段ではありますが。
まぐろ人盛り(画像↑)、アイナメ、ホウボウ、こはだ、アジ、
いろいろ食べた。そのなかにフジツボもあったので頼んだのが上のやつだ。
ここはマグロの心臓だのマグロの目玉だの、珍味もやたら多い。


ヨドバシに行って光回線を契約。
結構時間がかかるとのことでネット関係は即座に動いた。
あとは市役所で住所変更、ガス水道に電気の契約をするだけだ。

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武蔵村山の「中華料理 暁」ドカ盛りで有名なお店。
ドカ盛りのお店って最近増えてるけどね、基本として、
1:ウマイ
2:安い
3:なのにドカ盛り
っていうのが大前提だと思うんだよね。
値段結構取っておいて大盛りをウリにするとか、
たいして旨くないとか、そういうのは良くないと思うんだ。
そういう意味で、かの名店(よっちゃん曰く)やよい食堂や、ココのお店は
素晴らしく満点だと思う。ココはメニューも豊富だったし、美味しくてよかったよ。

たいらげたら、お店の方に
「いや、絶対残すと思ってた」
といわれた。余裕っす。


家も見つかった。
引越し代もすべて支払い、業務は完了。
あと1日しかなかったけど、無事、見つかりました。
ご協力くださった方々、ほんとうにありがとうございました。
「うちを引き払うとき、うちに代わりに入るか」とか
「うちの大家に空きがないか聞いてみます」
とまで言ってくださった方もいて、ほんとうに、助かりました。
アドバイスをくださったマイミクの方々もどうもありがとうございます。
山谷生活は、またいつか、是非経験しておきたいと思ってます。




月曜日・・・


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早朝、職場に出勤してそのまま夕方から飛行機で転勤先に向かい、
明日7月1日からは新天地で仕事をする姉歯似よっちゃんは、このまま戻ってこない。
バス停まで見送った。
バス停まで行く途中、わたしの最近のお気に入りの犬さんが、
しっぽをぱたぱた振りながら散歩をしていた。

10年ものあいだ、東京への転勤、おつかれさまでした。
よっちゃん念願の、地元勤務に戻れてよかったです。
でも、この10年、高校、大学のときから仲のよかった地元の友人たちが、
ひとりひとり、東京勤務から地元へと戻ってゆき、
ついによっちゃんも戻ってしまうことになって、
私は結局、最後のひとりになりました。
私はよっちゃんたちみたいにサラリーマンじゃないから、
戻ろうとおもえばいつでも戻れるはずなのだけど、
やっぱり私は、ここでやりたいこと、資格、仕事の経験も積んで、
それから戻ろうとおもいます。あと何年かかるかわからないけど、
戻るときは、ちゃんと思い残すことのないよう、戻りたいと思います。

みんなお疲れ様でした。
いままで面倒をみてくれて、どうも、ありがとう。
posted by さくらこ at 00:13| 東京 ????| Comment(5) | TrackBack(0) | 魚介の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月29日

飲んだくれ1週間放浪記 3


金曜日


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夕方より、高円寺の「七福神」でひとりちょい飲み。


引越しも押し迫ってきた。
6月18日の日記でも書いたが、今月末で引越しをすることになった。
長らく、東京本社のほうに転勤していた家人、姉歯似よっちゃんが、
この6月をもってもともとの支社に戻れることになった。
もとより東京が大嫌いだった家人、支社に戻してくれと何度も懇願し、
ようやく念願の地元へと戻れるわけだが、おかげさまで人様の恩恵を受けていた私は
来月から自腹で家賃と光熱費を払っていかねばならない。
初めての一人暮らしである。
高校時代、受験用に親が近所に部屋を借りてくれたが、
それも親が借りたものであって、私は一切関与していない。
事実上、ほんとうの意味でのひとり立ちなのだが・・・


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江ぐちの横にある「リスボン」
この日はコーヒーが200円だった。
ドトールか!


今回の引越しで、私は自分がどれほど世間知らずで、
親や家人に甘やかされて育ったのかを知ることになりました。
あのですね、引越しをすると、新しい家に入るとき、
その月の家賃のほかに、敷金、礼金、不動産屋への紹介料、火災保険、
そんなものが一気にかかるんですよ。あと引越し代。
知らなかった。
その月の家賃と敷金と引越し代だけだと思ってた。

「とりあえず電気代は必要としても、
電気コンロの仕様のところに住むからガスはいらないし、
水道も、わたしは飲み水はペットボトルしか飲まないからいらないね」
とのたまう私に、化け物でも見るかのような目線で、

「・・・ガスがなかったら風呂はどうやってわかすんだ?
それに水は飲み水だけじゃないだろ?トイレは何で流れてるんだ?
シャワーは何が出てきてるんだ?洗濯機の水は公共の水じゃないぞ?」

と、よっちゃん。
言われるまで気が付かなかった。
そういえば、トイレの水は水が流れてるんだった。
水道代を払わないと、うんこちゃんが流れないではないか。


「おまえ、人間として大丈夫か?」


いや、かなりやばいです。
この無知っぷりは、このあとも引き続き、不動産屋でもやらかしまして。


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江ぐちで冷やし五目。
冷やし「中華」なのか冷やし五目「そば」なのか冷やしチャーシュー「メン」なのか、
どれかに統一してくれと思った。全部同じものなのに。



不動産屋に行った。
派遣です、親は年金生活です、と言ったら
借りられる家がなかった。(終了)


待て、私は、そこらのサラリーマンより収入いいんだぞ?
母だって今は年金で悠々自適に暮らすばあさんだけど、元会社員だぞ?
なにが不満なんだ?なにがダメなんだ?
と思ったら、常識的にはどこでも年金生活の人は保証人にはなれず、
よっちゃんが保証人をかって出てくださったのだが、親族しか保証人になれない。
おいおい、よっちゃんはかなりの大企業だぞ?
これ以上ない保証人だと思うぞ?と思ったが、
血縁者でもない人間との人間関係は、いつ簡単に終わってしまうか予想がつかないので
基本的にどこも親族以外は保証人になれないのだそうだ。

知らなかった。
いやあ、家がないな。7月から。
上野公園で暮らすかな。
井の頭公園は幽霊出るっていうからヤだな。
西郷さんの横あたりで寝るか。


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夜、仕事終わりの姉歯似よっちゃんと最後の『わ』
トンカツの部分です。豚ロース。


「いや、家がないなら公園でいいよ別に」
と言うと、親もよっちゃんも全力で止めてきた。
おぢさんは大爆笑で、
「いやあ、君はポジティブだねえ。似合ってるよ?」
とかさらっと流しやがった。
が、どの方も、
「いざとなったら、金とか心配しなくていいからウチにこい」
と言ってくださって、ほんとうにありがたいお言葉だと思った。
母は、「公園で寝たら蚊に刺されるじゃないか!」とわけのわからない心配をしていた。
さすが私の母だと思った。別の心配はないのか。
でも、家に住むのもそろそろ飽きたから、
たまには、数ヶ月くらい公園でもネットカフェでもいいかなーなんて思う。
夏だし。


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『わ』の2軒隣にケーキ屋さんができた。
『わ』のご主人が大阪から連れてきたのだそう。
夜10時くらいまで開いていて、とてもおいしい。
この日は、よっちゃんが「最後なんですよ」と告げると、
『わ』の店内でケーキを食べさせてくださった。ありがとうございます。
よっちゃんは、だいすきなハラミを2度頼み、
店主はハツに脂のついたものを出してくださいました。
posted by さくらこ at 01:49| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月24日

「タテルヨシノ」初のディナー

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そういえば「タテルヨシノ」には7度ほどお邪魔させていただいているのだが
一度もディナーで来たことがない。
今日は「げつようび、おやすみにしたー」というおぢさんと
お昼過ぎで用事の終わった私の都合が珍しく合ったので、
芝パークホテルの「タテルヨシノ」にディナーでお邪魔させていただいた。


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他店のようにあまり派手にメニューの入れ替えがないため、
だいたい同じようなメニューになるのだが、ディナーだとまた違うメニューになるみたいだ。
アミューズはヤギのミルクのブランマンジェ、アロエのジュレ。
以前はビーツをかけたものだったが、夏仕様になっていた。
上は、もうひとつのアミューズ。トビウオのマリネ。
いつものカワハギのマリネと味付けが基本的に同じようで、
非常に似ているが、これは右のソースがトマト、左がキュウリ。
こちらも夏仕様だ。皿の右はキャビアとレモン風味のクリーム。
カワハギのマリネは、私のだいすきな皿のひとつなのだが、
これも同様、とても美味しい。


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以前わたしがオードブルで頼んだ、
リード・ヴォーのテリーヌと手長海老の皿。
これはおぢさんのオードブル。
これに付いてくる手長海老のプリプリ具合は最高だと思う。

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いつもおぢさんがアラカルトで頼む、
ビオファームまつきの有機野菜を使ったエチュベ。
アラカルトだと手長海老のクルスティアンがついてくる。
まつきさんという方は昔サービスをやっておられた方で、
その方の昔のサービスマン時代の写真とビオファームまつきの本を
おぢさんがじーっと読みつづけ、お食事をぱくぱくしつつも気になる様子で、
テリーヌをたいらげたあと、また熟読。
ここのお野菜はすごく濃厚で美味しい。噛むと濃厚な野菜の味が口に広がる。
おぢさんは、今の大変な生活が落ち着いたら、
野菜を作って暮らそうかなあなんていうのを1年くらい前にぼそっと言っていた。
実際に、サービスマンからそういう道に行ったひとがいたので興味をしめしたらしい。
たべるもの全般にとても才能のあるひとなのに、
いかんせん足かせになるものが多くて、そういう道に行くのは難しそうで、
あたまをなでなでしようとしたら、ピシン!としっぽではたかれた。
たまにはちょっとくらい触らせてくれと思った。


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真鯛のグリエ。
なんだったかな、貝が入っていて、
ソースは貝のダシとバターと白ワインで作るマリナーラソース。
も、これがむっちゃくちゃ美味しい。ぐ。
今回このコースを選んだのも、真鯛のグリエがあったからだ。


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和牛のランプ肉・・・この肉は、たぶんこのお店で食べたもののなかで
いちばん好みだったと思う。毎回美味しいのでその保障はないが、
やわらかく、噛むと脂がぎゅうっとしみでてきてめちゃめちゃ美味。
「はう・・今日はこれがイチバンだねえ・・」
しあわせそうにおぢさんが呟いた。
これ、1万のコースでこれが出てくるんですよ。素晴らしいですよほんと。
泣ける。


タテルヨシノに初めてきた日に、おぢさんがすごくすごく気に入っていたサービスの方がいて、
見た瞬間、雰囲気が(サービスとしては)とても好みだったらしく
「いやあ、あれは将来いいサービスになるよ、きっと」
とか
「この(女と仕事にしか興味のない)おれが、友達になりたいなんて久々に思ったよ」
とか、まあ、興味をしめしたもの以外にまるで無関心のおぢさんが、
えらく熱心に褒めていたんですが、今日、うちの席を担当されていて、
「おれ、あのひとの名前知りたいんだけどなあ」
とかぼそぼそと横でつぶやいてるもんで、
「おぢさん、あのひとだいすきでしょ」
と言うと、素直に「うん、だいすき」と返事が返ってきてかわいかった。
このおぢさん、ぱっと見の人あたりはいいものの、
あまり他人に心を開かないわ、偉そうだわ、女には話しかけるけど
男にはまるで興味なーい、みたいなムカツク唯我独尊男なんだが、
このサービスの人のときは妙に話が長い。
うれしそうにしっぽをフリフリしながら名刺をいただいていた。
濱田さんというらしい。よかったね。
(ちなみに濱田さんはデスノートのヨツバのキラの髪型と同じだと毎回思う)

で、今日はドアのところで半分だけ体を出してちらちらっとのぞいていた、
たまにサービスについてくださる黒服の穏やかな方(田中さんではなく)も、
私はとてもだいすきで、やたらめったら質問の多い私に、
いちばん、毎回誰にも聞かずに答えられるのはこの方で、
知識の面でもすごいなあと思うんですが、
レストランのサービスの方というのはいろんな方が揃っていて、偏りがなく、
そういうお店がいちばんいいんじゃないかなあと思います。
長く長く続くお店って、サービスの方の性格や雰囲気や得意なものに
偏りがないのが、ほんとうの秘訣なんじゃないかな、と。
当たり前のことを、偉そうな言い方で申し訳ないですが。
早いはなし、ここのサービスの方はみんな素晴らしく良い方だということであります。


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フランボワースのマカロン。
表はすみれ風味、間に木苺がはさまってます。
アイスクリームはレモンの、皮の部分強めの味。
甘いマカロンと一緒に食べてちょうどいい味になるようになってる。(と思う)
おぢさんはプラリネ。

お気に入りの濱田さんとたくさん話ができて嬉しそうなおぢさんは、
「おれ、最近両手がしびれててさあ」
と、とんでもなく危険なことを言いながら家に帰ってゆきました。
おぢさん、長くないんじゃないかとたまに思う。
posted by さくらこ at 00:38| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(1) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月21日

飲んだくれ1週間放浪記 2

水曜日

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梅雨なのにずっと晴れだ。
布団も洗濯物も干せて上機嫌、「支那そば あおば」に向かう。
つけめん。の麺。


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武蔵境の「丸善」の油そば。
油そば発祥の店「珍珍亭」の裏にあるお店なので「裏油」とも呼ばれる。
3年前に食べたときは「さほど」と思ったが、この日は美味しかった。
そのまま近くにある図書館で時間をつぶす。
宮崎勤が死刑執行された翌日で、過去の記事なんかも漁ったりした。
姉歯似よっちゃんに死刑執行のことを知らせるメールを打った。
姉歯に似ているよっちゃんは、当然あの系統の顔なんだが、
遺体を埋めた場所に警察とともに訪れた際の宮崎勤画像とも似ている。
いや、あれよりはさすがに品のいい顔ではあるが、あの系統だ。
事件当時は近所のひとにまで言われたらしい。


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夜、中野の「やみつき商店」
姉歯似よっちゃんと飲む。
ヤン、ハラミ、マルチョウ、シロ、レバ刺し、
チャンジャ、サンチュ、野菜盛り。
皿の手前が「ヤン」、これは牛の第二胃袋で結構珍しい部位。
確かにあまり聞かない。はじめて食べた。フカヒレみたいな形。

死刑囚ではあったものの、さすがに自分が子供の頃の事件であり、
20年ものあいだ長く目にしてきた名前のせいか、
死刑執行のニュースをきいて、ちょっと感慨深い思いになった。
なにが、というわけでもなく、ただもやもやと。
終電で帰宅。



木曜日

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深夜2時。
初夏の深夜徘徊をしました。
『わ』が閉まっていたので「たるたるホルモン」へ。
お皿は、カシラとWホルモン。
カシラって、『わ』にはなかったと思うんですが、
新メニューなのかそれとも「たるたる」だけのメニューなのか。
ちょっと「カッパ」を思い出しました。

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岩海苔茶づけ、これも見たことのないメニュー。
深夜3時に閉店ですが、ぎりぎりまでほぼ満席でした。


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玉川上水。

この日は、太宰治の60周忌ということで、三鷹の禅林寺へ。
深夜3時半に到着したのですが、さすがに誰もおらず。
太宰の没日は、作品名にあわせて「桜桃忌」と呼ばれ、
全国からファンがこのお寺に来られ、お墓にさくらんぼを備えます。
まあさすがに深夜には来ないわな。いちばん乗りか。
3時45分には、季節柄、空が闇色から群青色に変わり、
4時には白みかけてきました。おそらくいまごろが1年でいちばん日が長い日。
あかるくなった町並みを、自転車で帰りました。



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下北沢の「ミケネコ舎」
わたしがかなり気に入っている喫茶店です。
このお店の入っている建物は、民家をうまく使っており、
眺めるだけでもたのしい一角。
白馬でリゾートバイトをしていたころに、同じ部屋だった友人と会いました。
3年ぶり。仙台の子なんですが、こちらに引っ越してきたとのこと。

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「ミケネコ舎」の下の階にある、「虎の子」で飲みました。
入り口の軒先にはやした植物といい、店内から生えた桜といい、センスのいいお店。
もう、ここの建物全体、ほんとにいい。だいすきだ。
暮らしたいなあ。お店ばかりで住宅用ではないけど。

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コーヒー焼酎や梅酒は自家製で、ほかにも焼酎やらが揃っている。
料理もおいしくて、女性作だけあって量はやや少ないものの、
味がいいので満足できた。近かったらしょっちゅう通ってしまいそう。
白馬の友人と、なつかしい話をいろいろした。
もうあの夏から5年が経って、
あのときの私の年齢に、彼女は今年なってしまう。
月日が流れるのは早いけど、下山すれば、こうしてちゃんとまた会えるなんて
当時は、その場所では思ってなかった。遠く離れた場所でみんな暮らしているからだ。
5年前の白馬のメンバーも、4年前の子も、3年前の子も、
そして一昨年のメンバーとも、なんだかんだで会っていて、

縁のきれない、いい出会いをしたんだなとぽんやり思いながら帰った。
posted by さくらこ at 04:44| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月18日

飲んだくれ1週間放浪記 1

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梅雨の晴れ間が数日続いた先週から今週。
今日も飲みあるきました。てってってってらりーん。



月曜日

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自由が丘の「無邪気」のラーメン。
今月末で引越しをすることになった。
というのをブログのほうに書くのは初めてかな、
中央線から離れてしまうかもしれない。
できれば住み慣れた三鷹あたりがいいのでここで探しているのだが、
仕方なく中野、高円寺、荻窪でも探していたところ、
職場に行くには中目黒〜自由が丘もずいぶん便利と気が付いたので
今日は自由が丘のおぢさんのワイン教室のお掃除を兼ねて物件も見に来た。


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仕事で西麻布に移動。
帰り道に「豚組 やきや」に寄る。
ちょっと珍しい豚のユッケ(上)に、月島名物のレバカツ。
豚のユッケもそうだけど、ここのレバカツは最高に旨い。
醸し人九平次をひさびさにのんだ。


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その後、品川で仕事、
のあとに大井町に移動、圭さんと合流。
ここでも飲む。



火曜日

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夕方から品川で仕事。
「博多ラーメン 由○」でラーメン、替え玉を2回。


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帰り道、品川の「寿司 ひらおか」で握りをいくつか。
ふぐの白子の炙りは、塩味が舌にかすかに残る好みの味で旨かった。
あと、あじのなめろう、たらこを海苔でくるくる巻いて。
日本酒でぐび。


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そのあと高円寺の「七福神」に移動してまた鮨かよっていう、
でもお鮨だいすき。飽きない。すきすき。
さいきんのおきにいりは子持ち昆布に白えび、
あと〆にぼたんえびを握っていただいて、頭とタマゴんとこを
味噌汁か炙りにしてもらうのが至福。タマゴの炙り最高。

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こはだの新子、そろそろだなー
posted by さくらこ at 05:17| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月17日

押上「もつ焼き まるい」の天才レバ刺し

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ここのブログの方が『わ』の記事でうちをリンクしてくださり、
そのときにこのお店のことを知りました。
半年間、行こうと思いつつ遠くて行けなかった、押上の「もつ焼き まるい」です。

>そりゃね、金に糸目をつけずに超高級店に行けば、
>目ん玉飛び出るような極上の生肉を食べられるかもしれませんよ。
>その代わりお会計でもう一回目ん玉飛び出ますからね、確実に。
>足りねえよ、目ん玉がっ……!
(「おれはおまえのパパじゃない押上 もつ焼きまるい」より引用)


こちらのブログのこの文章を見て、なんだこいつ天才現れやがった、
なんて思ったんですが、この天才的な文章で完全にこのブログの著者さんのファンに。
いやほんとそのとおりでして、
高い値段取って旨いところなんざ、確かにくさるほどあるんです。
『わ』も「まるい」も、あの味なら都内ならたくさんある。
それを、あのお値段で出せるかどうか。
あのお値段であの味、っていうのが大事なんだ。庶民にとっては。
この記事を読んで目をつけていたレバ刺し、


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ようやくめぐり合えました〜〜〜???n?[?g
ここはレバ刺しが3種ありまして、
子牛レバ、成牛レバ、馬レバ、3種盛りなんてのも運がよければあります。
子と親で、親子レバ盛りもあるみたい。
今回、お皿のうえには子牛と成牛の2種レバ刺しが乗ってます。
ゴマ油をつけて・・・・・もう、すんごい新鮮。異常な旨さ。
でもすごい量だ。2人でもかなりキツイ。
2人くらいなら一人前がまずは安心。この量で相当キツかったです。


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お店のご主人。
網でシロを焼いてます。
これもお店の名物で、基本、人気メニューは皆が注文するので
注文の品は一気にまとめて作ります。後とか先はあまり関係ないかもしれない。
シロならシロを大量にガガーーーっと作って、注文者にドサっと配布(?)。
そのあとは、軟骨きざみとみじんタマネギの日本酒にこみみたいなのを、
アルミホイルを店のカウンターじゅうに撒いて、ドサドサと作っていってました。

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これこれ。
そこらじゅうにアルミホイルが撒かれ、軟骨きざみが乗せられ、
そのうえにタマネギのみじんぎりがドカーっと乗り、
網にじゃんじゃん載せて日本酒、塩コショウをジャバジャバ入れて作ります。
そのあいまに、レバ刺し、ドリンク作ったり、もう大忙し。

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これも絶賛されてました馬刺しですが、
初夏という季節もあってか、長野の白馬で食べたものには今一歩及ばず。
ま、でも都内でこの値段でこの季節にこの味なら、すごいほうなんだろうなと思う。
馬レバ刺しなんて、とんでもなく新鮮じゃなくちゃまずお店には出せないんだけど
(つぶした当日じゃないとダメとかいう)
だから、この季節に都内で?とこれはずいぶん驚いた。
結局今回は馬レバ刺しは食べてないんですが、チャレンジしたいひとつ。

メニューが豊富で選ぶのにずいぶん迷うが、
どなたさまのブログにもオススメされているものがやはり絶品だ。
今回食べ逃してしまったタン刺しも、次は是非食べてみたい。
素晴らしいお店でした。


---


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おそらく2年ぶりくらいになる、墨田区。
このごろ街を彩るこんなアジサイの称は「墨田の花火」という。
この墨田の花火(学名、ガクアジサイ)は、三日月のよう。
posted by さくらこ at 03:28| 東京 ????| Comment(1) | TrackBack(0) | 精肉の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月14日

禁酒1週間飲み歩記 うしろ


金曜日!金曜日!ひゃっほう!

知人の圭さんが肉体労働をはじめた。
「入った日給、マッサージ代で全部飛んだどころか超えた!」
わかるわかる。
そして泣ける。

しばらく更新が滞っていたせいで
「生きてますか」
「大丈夫ですか」
「友達できたか」
「今度いつ帰る」
などなど、たくさんのご心配メールをいただきましたにも関わらず、
やはり貴様ら、なんでコメントに書かないんだ。
どうしてなんだ。そして泣ける。

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江ぐち。
何ヶ月かぶりかな。
おっちゃんが
「おぉう。元気しとりましたか。」
と、前かがみの姿勢でにやっと笑った。覚えていてくださって嬉しい。
新しく入った、といってももう数年経つおにいちゃんも健在。
ぺこりと頭をさげてくださる。今日はふたり体勢だ。
おにいちゃんがいるときはもう完全におにいちゃんに任せてるのかな。
このおにいちゃんが江ぐちのラーメンを作ると、
丁寧すぎてとても美味くなってしまうという江ぐち最大の欠点があったのだが、
今日ひさびさに見たら、麺が器からびろーんとはみでているわで、
ようやく江ぐちの正しい味に近づいていた。

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リスボン。
江ぐちからラーメンをたまに配達しているのを見かけたのだが、
店主が食べているのか、お客が食べているのかは不明。
江ぐちの並びにあるだけあって非常に安い。
ブレンド、320円。スタバならともかく、喫茶店では破格だ。
儲けあるのかなあ。
入り口のこの黒板が妙に気に入って、でもいつ来ても「元気に!」なのがまたいい。
「撮っていいですか?」
ときくと、
「ええ?こんなのを?」
ととても恥ずかしそうに笑う店主、この方はとても感じがよい方で、
帰りに「今日も元気にね!」と声をかけてくださった。
江ぐちの帰りに是非。

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急な雨雲。
近くがきらきら明るくて遠くが真っ暗。

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いやなことがあって、気晴らしに高円寺の「七福神」に向かった。

白えび2カン、子持ち昆布、こはだ2カンに口直しでサビ巻き、
とびっこ、数の子、エンガワ2カンに活ツブ貝を刺しで箸休め、
白えびリターンに甘えび、ぼたんえびでえびえびづくし、
ぼたんえびは頭をダシにお味噌汁にしていただいて、
旬の若竹をあぶったものも一緒に注文。
〆に芽ネギと宮崎産の岩がきでさようなら。
今日は始終、加賀の白梅の梅酒をロックです。
ストレスを食べることで解消するってメタボ直送便以外のなにものでもないな。

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更新が滞ったことでメールをいただけるなんてのは、
こんなブログでも続けているうえで非常に嬉しいことです。
いろいろ考えることや嫌なこともあり、体調を崩すこともあり、
ぼちぼちの更新ですが・・・合間をみつけて地味に更新してゆきます。
飲んだり食べたり、誰かと話したりが、いまはいちばんのストレス解消です。
ありがとう。

とか思いながら帰宅しようとしたら、三鷹駅に落雷。
さっきの暗雲だな。帰れません!
そしてようやくの思いで帰宅すると落雷のせいでPC回線がパンク。
なんなんだ。




どようびーどようびー

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島じまん2008。
行ってきましたよ、東京都の島々フェア。
小笠原諸島から来られた方なんて、何時間船にゆられたんだ。
ちっちゃい子からじいちゃんまで、島の方々が来られて、
島ごとにテントを張って名物を売る。
目当ての島寿司はとっくに売り切れていたけど、
家で作る島寿司セットはあったので購入。
島寿司というのは、島さわらという普通のさわらと違うさわらで作る寿司で、
ワサビではなくカラシを使うんだ。もともとはもちろんあちらでしか食べられない。

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結構貴重な食べ物も他にもあり、
クジラヨの塩焼き、アカバの味噌汁、ムロ節ごはん、
トビ(トビウオ)のさつまあげなんて珍しいメニューから、
明日葉フランク、明日葉ぶっかけうどんなんておばかなメニューまであった。
いろいろ食べたかったけど、ほぼ完売でかなしかった。


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錦糸町に移動。
ずっと行きたかった「もつ焼きまるい」によっちゃんと合流して向かう。
西の『わ』、東の「まるい」と言われる、
都内の素敵もつ焼き屋の二大巨頭である。と主張しておく。

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ここのおみせはまた後日、ページを作ってかきたいと思う。
素晴らしく新鮮で(量がおそろしく多くて)美味いレバ刺しと豊富なメニュー。
安くてうまくていいお店、なのである。




毎日が日曜日!

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ラ・ベルデ 日比谷店
カルボナーラばっか食い散らかしているわたくしだが、
この日ここで昼食に食べたカルボナーラ(のベーコン)は、
いままでたべたなかでいちばんおいしかった。
ベーコンの分厚さが異常。え?これ普通?そうでもないよね?


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丸の内線で終点、荻窪に移動。
「煌や」でしょうゆラーメン。
ずいぶん前、ネットで話題になっていたお店だが、
いちども美味いと思ったことがないんだ。
ひさびさなので再度チャレンジ。
強い煮干の香るしょうゆラーメン、やはり今回も普通だとしか思えない。
これって、味を左右している大きな要因は接客態度じゃないかなあ。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」
も何も言わないレジの女性店員。
前から同じ方だけど、なんとかならんのかなあ。。

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煌やの近くでみつけた、路地裏の「宵待屋珈琲店」で宵を待つ。
小物すべてがかわいらしいお店だった。
ぽんやりと小一時間本を読んで、南口に移動。

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宵の口、
明太子と海鮮入りモチもんじゃ焼き(なんじゃそら)とチャンジャ。
モンジャ2枚を食べて、

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ドSバー、SIROPへ向かう。
ここのマスターはドSだ。容赦ない。
どうドSかは、いちど覗いてみてのおたのしみ。

ほろ酔いで、帰宅。
今週もお疲れ様。
posted by さくらこ at 03:34| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月13日

禁酒1週間飲み歩き まんなか

まんなかもっこりすいようび!

このネタ、もうわかる20代っていないんじゃないだろうか。
昨日の火曜日からくるりまわって1週間後の水曜日である。
つまり、前回の日記の「火曜日」と今日の「水曜日」は次の日ではない。
禁酒=飲まない、なので日記に書くことがなかったのでくるりんちょと省略してみた。
1週間禁酒は無事に成功したが、また飲んでいるので意味はすっかり消えうせている。

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「支那そばあおば」に行ってつけめん。
今日は西荻に用があって梅雨の中晴れのなか、チャリでコリコリと西荻に向かった。
以前も書いた西荻のエステである。
相変わらずここのサロンの方は、丁寧で律儀で大変に上手。
ひとことで言えば気持ちよすぎ。
いつも予約でいっぱいで、2週間中、3回目にしてようやく予約がとれた。
しあわせー


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テカテカしながら麻布十番にむかう。
みかさんと飲み。公園で。
麻布十番には一の橋公園という高速道路の真下の公園があるが、
近くのワインやら珍しい食材の揃う、外国人向けなスーパーでいろいろ買って
チンタラリンと公園で飲んだ。

「ひさしぶりの再開だからシャンパンだぜー!!」

セレブみかさんが金にモノを言わせて買いこんだ
ヴーヴのピンクやら青カビやらカラスミやらスモークサーモンやらで乾杯だ。
シャンパン用のグラスも購入。なんかたのしい。

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梅雨の空の青に桃色。

通行人はもとより、からんできそうな浮浪者でさえ遠巻きに眺めて行き消える。
外国人や10代の子たちは普通に手をふってくれるひともいて、
あまり気にしている様子もない。
公園で、グラス持参でヴーヴあけて飲んでるやつなんかそういえばいないな。
デロンデロンに酔っ払って、帰りの地下鉄は何度も往復してしまった。

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三鷹についたらまだ21時で、
北口の「草の実」でカレー。
ここのカレー屋さんは、この地区で3本の指にはいるカレー屋さんなんだ。
吉祥寺の「リトルスパイス」
武蔵小金井の「プーさん」
そして三鷹の「草の実」
今日もうまくて、漫画が揃ってる。うれしい。




もくようび、もくようびー

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ある意味、確かに「誰も体験したことのないオリンピック」だよな。
北京オリンピックのこの無茶苦茶な前フリは。
吉祥寺の新しくできたラーメン屋「麺屋勘九朗」に行った。
心からどうでもいいフツーの味だった。
店員とか、やる気なさそうな。


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赤坂サカスのなかにある、シンガポール料理「海南鶏飯」。
シンガポールに行ってたときに食べたものって、中華ばっかりだったんが、
シンガポール料理ってあるんだな。現地にいてもわからなかった。
上はアチャー(シンガポールのピクルス)をつまみにあちらのビール。
下はバタープロウン。エビをココナッツで味付けして揚げたもの。

ほかに、ラクサというビーフンで作ったココナッツ味の坦々麺みたいなやつ、
ロントンというココナッツおでん、いろいろ食べたけど、
全部ココナッツの味で「辛くて甘くて」みたいなのばかりだった。
あっちは大半が中国人なので、中華のお店がとても多い。
食べながら、
そういえばカットしたドリアンを1200円でボラれたのを思い出して暗くなった。
近くの市場では、丸で30円で売られていたんだ。


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なんだかマグロの切り身みたいなハツ(やや脂付き)

当時、一緒にシンガポールでドリアンをボラれた姉歯似よっちゃんと『わ』。
上のは、新メニューの水キムチ。
つめたいうちに、水もお召し上がりくださいなモノ。
味はまるまるキムチと同じなんだけど、食感が違うので目新しい。
posted by さくらこ at 00:01| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(1) | その他の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月12日

禁酒1週間飲み歩記 まえ

げつようび!げつようび!


相変わらず酒ばかり食らっていたら、肝臓のあたりが辛い。
肝臓のあたり、と書いているが肝臓がどこかは知らない。

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うしろにひょこんと隠れているハリネズミさんの置き物。
アジサイはこの時期の、つぼみの多い頃がいちばん美しい。
三鷹駅南口を出て徒歩数分のところに数年前に出来たラーメン屋「文蔵」は、
当時は名前だけしかわからず、住所をいくら検索しても出てこず、
(そこまで把握してる人もいなくてブログ上にも誰も書いてなかった)
2ちゃんねるのラーメン板にぽつんと名前が出て
「新店ができてた」と書かれていた程度で、探すのにずいぶん苦労したもんだ。
そんなご近所さんのあいだでひっそりと「中野の青葉そっくり」と評判だった「文蔵」は、
2年で「麺切れで終了(つまり夕方前には閉店、土曜に至っては昼過ぎに閉店)」
なお店にまで成長してしまった。
いまや、本物の中野「青葉」より遥かに旨いと評判の行列店だ。

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全部のっけ。
このお店の真の醍醐味は、店の正面にある古めかしい飲み屋の景色の素晴らしさと
奥さんのあまりのかわいらしさに脱糞しそうになるほど萌えてしまうことだ。
ホモの友人にいわせると、ご主人のイチロー似に一票だそうだ。

(ラーメンの話はどこいった)

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三鷹の「寿栄広」にて夏メニュー。
禁酒なので飲まない宣言。
笑われた。



かようびー、かようびー?


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ラーメンがあんまり好きじゃないので
近所の「きら星」に行ってきた。
ここも、オープン当初(4年前のいまごろだったかなあ)にテレビに出て
売名しまくっていつしかラーメン雑誌にはなんだかんだと出てくる店になった。
いや、売名かどうかは知らないですが。
味は・・・・
同じ近所なら「支那そばあおば」のほうが数段味が上だと思うんだけど
不思議と評価されまくってるんだよな。いや、まあ、旨いっちゃ旨いけど。
好みかな。


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仕事の帰り道、サカスに出来た「マキシム・ド・パリ」のビストロバージョン店。
銀座のほうのマキシムのカフェとおなじ、
ドンペリのかき氷ののぼりが立っていてかわいらしかった。
「ドンペリのかき氷はじめました」っていう。冷やし中華みたいな。
これこれ。
おぢさんが思いっくそ爆笑したドンペリかき氷は、
銀座で昨年あれから話題になって行列までしたそうですが(笑)
こちらのお店でも行列だそうです。まあ楽しめればいいんだろうけど。


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仕事後、そのまま渋谷にでて圭さんと飲み。
はじめてお会いする方でしたが、緊張もなく、
ぼえぼえと旅行話やらで盛り上がりました。
公園飲み後、ちかくのホルモン屋へ移動。
画像はドーナツ、喉の軟骨だったかな。わっかになってました。
こりこり旨い。
ホルモンて、長く食べていてもお店によって出すものも名称も違うので
お店を変えると、変えたなりの面白さがある。
お店の方が偶然、圭さんの昔のお知り合いで、
ユッケをおまけしていただいた。嬉しい。

で、この日も禁酒成功。
酒を抜くとすこし身体も軽くなってきた。
posted by さくらこ at 21:13| 東京 ??| Comment(3) | TrackBack(0) | その他の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

ヒルトン「王朝」つばめの巣のスープ

梅雨に入りました。
雨のなかの新宿、
先日、急な仕事のせいでせっかく予約したタテルヨシノにいけなくなったお詫びに、
おぢさんがヒルトンの中国料理レストラン「王朝」に連れていってくれました。

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雨と酒続きで、すっかり肝臓を悪くしてしまっているわたくしめでありますが、
(雨が続くと肝臓とか自律神経が悪くなる人もいるそうでして)
具合が悪いということで、今日はつばめの巣のスープを食しに。
古くから健康にいいとされる世界3大珍味のひとつ、つばめの巣は、
アナツバメの唾液腺からの分泌物からできており、
海藻と唾液を混ぜて作った巣という俗説は正しくなく、
海藻は基本的には含まれないそう。(一部Wikipediaより抜粋)
このはなしはおぢさんから聞いて初めて知りました。
ずっと海草だと思ってましたよ。

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「ちょっとしょっぱいよ」
というおぢさんの言葉からのイメージよりはややソフトなしょっぱさ。
おいしーーーーーい!!!!!!!!
初めて食べたツバメの巣のスープは、
ゼリー状にスライスされたツバメの巣の不思議な食感もスープに出たダシも、
最高に好みの味。何杯でもいけるよー。うまいよー。


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かえるのスパイス炒めを頼もうとしたら、
今日は雨なのでかえるさんが外出中でおりませんって言われてがっかりして。
あとはすべておぢさんにオーダーを任せてしまいました。


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伊勢海老の黒豆ソース炒め


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あわびのオイスターソース煮

わたしがアワビアワビとうるさかったからか、
あわびは2品ほど頼んでくださった。
基本的におぢさんが片手でダルそうに取り分けをしてくださったのだが、
(やっぱプロなので片手でも片尻をあげて屁をこいてでも上手だった)
あわびだけは私が取り分けた。そうすると、
「おれのぶんのあわびが2枚しかない!」
とぷんぷんしながら私のおさらのあわびをむしり取っていった。
ときどき反抗期の中学生みたいだ。

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中華は、仕事で取り分けもなにもかもやったことはあるんですが、
自分がちゃんとした中国料理屋に行くことはなかったので、
(幼少の頃はあるんですがいかんせん作法なんかさっぱり忘れており)
おぢさんに頼りきりだったのですが、
コース的に、前菜、スープ、野菜、メイン、と、
好きなものをバランスよく散らせつつ注文するだけでOKみたいです。

雨で具合が悪いというと、新宿駅からたったヒルトンまでの距離を、
往復タクシーで送ってくださったおぢさんは、
まだまだ忙しい時期の様子で、床をしっぽでピシンピシンさせながら、
新宿駅の改札をくぐって行ってしまいました。

はやく梅雨が明けるといいなあ。
posted by さくらこ at 02:42| 東京 ?J| Comment(1) | TrackBack(1) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする