「医療行為はartだから、ミスをしたとして医師を糾弾するのはおかしい」という意見について
矢部先生のブログのコメント欄によれば、医学は学問でも,我々臨床医の行なう「医療」はartです.そしてartに「ミス」と「ミスでないもの」の線引きができないのはある意味では当然のことだと思います.
(by Level3さんの269番発言)なのだそうです。
しかし、本来死ぬような病状ではなかった家族が医療行為の結果死亡してしまった場合に、
我々臨床医の行う「医療」はartです.そしてartに「ミス」と「ミスでないもの」の線引きができないのです。例えば、イチローでも毎回確実にヒットが打てないのは仕方が無いと考えるでしょう?例えばイチローがド真ん中の直球を空振りしたら「ミス」でしょうか?それは糾弾すべきことでしょうか?それは糾弾すべきことでしょうか?ちがうでしょう? 同様に、多くの医師が普通に治療できるであろう患者について普通の治療をできずに患者を死に至らしめたとしても、これを「ミス」として糾弾するのは間違っているのです。
みたいな説明を万が一された場合、納得できないことは予想するに難くありません。
どうも、一部の医療系コメンテーターさんたちは、患者やその家族の側が「医療の真の姿を理解」していないから、そのように考えてくれないのだとお考えのようなのですが、それも如何なものかと思います。むしろ、イチローがド真ん中の直球を空振りした場合も「ミス」として認識されうるが、それによりもたらされる害悪の程度が小さいために、さほど糾弾されないというのが実際に近いのではないでしょうか(「この一打でワールドシリーズ出場が決まる」という打席で、ド真ん中の直球を空振りしてチャンスをつぶせば、それなりに糾弾される可能性はあると思いますが。)。
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Voici les sites qui parlent de 「医療行為はartだから、ミスをしたとして医師を糾弾するのはおかしい」という意見について:
» 謹んでお詫び申し上げます (触らぬ神に対して) [松坊堂日乗の逆襲]
別に某弁護士を名指しでレッテル貼ったつもりは無かったのですが,某弁護士が「人格障害」呼ばわりされたと主張している点については誤解を与えた事を謝罪するとともに,該当するはてブ米を訂正させて頂きました.
... だいたいさあ,オレは10年前から「筑摩屋 松坊堂」の名前でネットのあらゆる場所で名乗っている.(... [Lire la suite]
Notifié le le 25/07/2008 à 12:59 AM
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