岡山放送局

2008年8月26日 20時55分更新

有効求人倍率ほぼ同水準

岡山県内の先月の有効求人倍率は1.23倍で、4か月続けてほぼ同じ水準で推移しています。

岡山労働局によりますと、仕事を求める人1人に対して企業から何人の求人があったかを示す有効求人倍率は、岡山県内では先月1.23倍で、前の月より0.01ポイント低下しました。

2か月続けてわずかながら前の月を下回りましたが、ことし4月からほぼ同様の水準で推移しています。

県内のハローワーク別にみると、岡山が1.23倍、倉敷中央が1.30倍と県内10か所のうち9か所で1倍以上ですが、津山は0.77倍と求人数が求職数を下回る状態が続き、県北部では厳しい雇用状況が改善されていません。

岡山労働局では、「原油や原材料の高騰による求人数への影響は今のところ大きく現れてはいないが、今後、企業の収益が悪化すれば採用意欲が下向く可能性も捨てきれず、慎重に動向を見守る必要がある」と話しています。