2008年8月26日 20時55分更新
原油価格の高騰が続く中、県内の運送業者が26日、岡山市で決起集会を開き、政府に対して燃料費の引き下げなどを訴えました。
この決起集会は、全国の運送業者でつくる全日本トラック協会が全国各地で一斉に行ったもので、このうち岡山市で開かれた集会には、県内の運送会社の社員などおよそ800人が参加しました。
はじめに岡山県トラック協会の新見健会長が「県内の運送業者は原油価格の高騰によって燃料コストが増え、危機的な経営状況にある。一致団結してこの危機を乗り越えていきましょう」とあいさつを行いました。
続いて県トラック協会に加盟する運送業者の代表が、政府に対して、軽油価格の引き下げや燃料費の上昇分を荷主に負担してもらう燃料サーチャージ制の導入などを求める決議文を読み上げました。
集会のあと参加者たちは岡山駅前に集まり、横断幕やのぼりを持って「トラック運送を守れ!」などとシュプレヒコールをあげながら市内をデモ行進しました。