倉敷チボリ公園が12月閉園 株主総会で承認岡山県倉敷市のレジャー施設「倉敷チボリ公園」を運営する県の第三セクター「チボリ・ジャパン」は26日、同市で臨時株主総会を開き、12月末での会社解散と同園の閉園を承認した。 総会では、坂口正行社長が「入園者の減少に歯止めがかからず、事業を主導した県の財政支援もなくなり、苦渋の決断をせざるを得なかった」と、約143億円の累積赤字計上で閉園に追い込まれた経緯を説明した。 会長を務める石井正弘知事も「責任を痛感している。株主や県民に申し訳ない」と陳謝。総会は混乱もなく約1時間で終了した。 同公園は欧州の古い街並みを再現し1997年に開園したが、入園者数は初年度の約300万人が最高で、決算は赤字が続いていた。検討された新たな商業施設導入などの経営改善策も頓挫し、営業継続を断念した。 閉園後、公園の土地は所有する繊維メーカーのクラボウに返還され、活用策が検討される見通し。 会長を務める石井正弘知事も「責任を痛感している。株主や県民に申し訳ない」と陳謝。総会は混乱もなく約1時間で終了。
【共同通信】
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