「NHKに何があったのか?」
ほとんど奇術師か、インチキ商品を売っている香具師の手口です。
天下のNHKは一体全体、何のために、こんなペテン放送をやったのでしょうか。?
ゴールデンタイムの実用的な科学番組?の枠で、お笑いでもやった心算なのでしょうか。?
あれから、あの放送の理由を考えているんですが。、もしかしたら、NHKのニュース番組の偏向を憂いた、善良な制作スタッフ達の『放送を簡単に信じてはいけない』と言うメッセージなんでしょうか。?
あの放送を『正しい』と信じた人は、どれ位の割合だったのか知りたいものです。
やり方が、あるある大辞典の『なっとうダイエット』なんかより悪質ですね。
「NHKの詐欺行為」
このブログの読者の様な皆さんなら、たとえ信用ある『NHKニュース番組でも、放送内容を簡単に信じてはいけない』ことを知っている。
しかし、一般大衆はその逆です。
詐欺ペテンの第一は、権威を利用すること。
今回の場合には、天下のNHKの名前ですね。
民放よりも格段に信用がある。田舎やお年寄りには絶大な信頼感が今でもある。
手品の種は、視聴者に勝手に、錯覚させる。(間違った結論に誘導する)
今回使われていたのは『過冷却』ですね。
0度以下の温度の水でも、ある条件下では氷らないで液体のままの不思議を体感させ、何か私たちの知らない現象(真理)が世の中にあるかのように思わせる。
「詐欺の手口は、一般常識の逆用」
実際には行っていない事柄を、行ったように錯覚させる手口です。
『現代科学では未解明?な、ムペンバ効果』なんてものは、超常現象や超能力と同義語ですよ。
現代科学では、未検証は沢山ありますが未解明は有りません。
色々な現象に対して、色々な雑多な学説が立てられる。今の科学に、未検証はあっても、未解明(学説がない)は無いんですよ。
今回NHKは、マイナス20度の冷凍室を用意して実験しています。
NHKは自分の主張が正しいなら、本来100度Cの沸騰水と20度の常温水を部屋に置いて、何分後に凍るか放映するべきです。
実際に水に温度計をセットして、温度の低下速度も測りながら調べれば、簡単にムペンバ効果がインチキなのか、?本物なの?が簡単に解ります。
NHKが何度も常温水ではなく沸騰水が早く凍ると言っていたのは、実際の実験で見せるのではなく、言葉の上だけの話です。
しかし。何度も確信を持っているようにはっきりと断定的に発言していた。
あれはプロのペテン師の常套手段ですね。素人は口ごもったり躊躇ったりするから見破られる。
時際には行っていない実験を、さも行ったように視聴者に誤解されるように断定的に発言していた。
「不都合な真実」
NHKの仮想空間では沸騰水の方が早く凍結するかもしれないが、現実世界では、100度Cの熱湯は10度Cの冷水の2倍の熱量が必要なのは、実験しなくても科学的知識の有る皆さんには理解できるはずです。
本当に実験すると反対の結果になるので、NHKは再現実験をしなかった。
たぶん実験したらムペンバ効果の逆の結果しか再現出来なかったので、本番の放送では不都合な真実は削除したのでしょう。
嘘つきとかペテン師詐欺師は、最初から嘘をつきません。
最初に本当の事を喋って信用させる。(ここが大事)
最初は役に立つ事や本当の事を言うんですね。そして信用させてから、あとはやりたい放題に悪事や嘘をつきまくるわけです。
色氷や透明な氷の作り方を実際にやって見せる。
過冷却の冷水で、観客の興味を引く。笊とか焼き網とかをティッシュペーパーを無料で客に配り客寄せしておいて、数十万円の羽毛布団を売りつける商売に似ています。
「実験する心が大事」
どんな不思議な事でも、誰がやっても同じ結果になるのが科学で、特定の人だけが、手元やネタを隠してやったら成功するのは手品です。
ムペンバ効果は、ムペンバ君しか成功していません。
或いは、ムペンバ効果を信じている人しか絶対に成功しません。あれは単なる簡単なペテンですよ。
実際に実験されたのなら、その事は実感されたはずです。(インチキをNHKに抗議するべきでしょう)
「縁日の蛇噛ましのおっちゃん 」
私の子供の頃は、街のあちらこちらに不思議な面白い人達が何処にでもいました。
なんに効くか解らない、不思議な薬品や品物を売っている。
無毒の青大将を客寄せのネタにして腕などに噛ませるわけで、別の箱は毒蛇(マムシ)が入っていて『かませるぞ』と脅かすが、勿論絶対に毒蛇は出さないし噛ませるなんて見たことも無い。
あの番組は実際に実験して視聴者に見せる番組です。
しかし、再現実験をやるぞ、やるぞといいながら、とうとう最期までやらなかった。
NHKがやったのはこの『縁日の蛇噛ましのおっちゃん 』と同じ香具師の手口ですね。
皆さんも実際に再現実験をして見るべきでしょうね。簡単に出来ますよ。
詐欺の手口は、一般常識を逆用するものです。
時際には行っていない事柄を、行ったように錯覚させる手口です。
NHKは何度も口で断定的に主張していただけで実験していません。まさに香具師の蛇かましのおっちゃんと同じ事をしている。
ムペンバ効果の謳い文句『現代科学では未解明』なんてものは、超常現象と同じで、反科学の勧めですね。
現代科学では、未解明は有りません。
色々な現象に対して、色々な学説が立てられ、正しいか間違っているかを別にすれば、今の科学に、未検証はあっても、未解明は無いんですよ。
実験が成功するかどうかは、それを信じるかどうかとは無関係なのが、『科学』です。
ペテンや詐欺や宗教的な奇跡事では、信じるか信じないかは、一番重要な事柄ですね。
「反科学とカルト」
今回ムペンバ効果を真実だと思った人たちは、何でもかでも他人の話を非常に信じやすいようですので、緊急の話とか、重大事に対して早急に結論を急ぐ様な話には、くれぐれも警戒感を持ってください。
警察とか裁判所からの早急に現金を振り込む話や、年200%の利殖話とかを、幾等御自分の信用している人物からの話でも、決して一人では決めないようにしてください。
くれぐれもご自分一人では決めず、家族と相談してから決める習慣を身に付けてください。
「誰がやっても成功する実験」
NHKはムペンバ効果を 、再現しょうとしたが、出来なかったんですよ。
いくら泣く子も黙る天下のNHKでも科学的事実に反する実験は成功しません。
だから、再現実験は放送出来なかった。
NHKは科学的事実に反するムペンバ効果をどうしても再現できなかったので、仕方なく遠くから沸騰水を霧状に散布すると結氷する再現実験に切り替えて放送する。
霧状に散布する再現実感では、誰がやっても結氷します。
しかしこの実験は、ムペンバ効果とは似て非なるものですね。
この現象も科学的に簡単に説明できます。
「日本の科学教育の崩壊」
NHK番組『ためしてガッテン』はその名前の通りなら試して(実際に実験して)合点(納得する)筈ですが、肝心の『試して』が無い。
いっぺんもNHKはムペンバ効果を 再現しょうとシテイマセン。
一度も『試して』いないんですよ。
色色な偽装工作を施して、さも実験したかのように装っていますが、あの手法は奇術師やペテン師のやり方と同じものです。
ためしてガッテンではなく、『ためさず』ガッテン(納得)している人が大勢いるのでしょうね。
日本では9年間の義務教育が社会の隅々まで行き渡り文盲も、科学を信じない人も一人も居ない事になっているはずですが、現実にはそうでもないのでしょう。
嘆かわしい話ですね。
『ウサギとカメ』
9日放送のためしてガッテンを偶然見てしまい余りの非科学性に愕然としています。
100度の沸騰水の方が20度の常温水より早く凍る。だから早く氷が欲しい時は一度沸かしてから冷凍庫に入れるほうが早いなど、余りに馬鹿馬鹿しすぎて怒る気も失せる代物でした。
此れは、実際に実験すれば沸騰水の方がNHK主張とは逆に2倍の熱量が必要で、時間もそれなりに、かかります。
熱伝導で冷却する場合に、温度が高い(温度差が大きい)方が早く冷えます。
同じ10度の温度低下でも、100度から90度に下がるより、10度から0度に下がる時間は確かに遅い。
此れはマイナス20度の冷凍庫なら、100度の熱水は温度差120度であるのに比べ、10度の冷水は温度差が30度と4倍もの温度差に違いがあるからです。
しかし、百度の熱水(ウサギ)が10度の冷水(カメ)に変化したモノと、10度の冷水を冷やして0度になったもの(カメ)は、どちらも同じ水(カメ)です。
10度まで冷えた段階で、ウサギ(熱水)はカメ(冷水)に成っているんですよ。
足の早いウサギでは、先を行く足の遅いカメを追い越せますが、同じカメどうしでは先行するカメを追い越せない。
「NHK等のひどさ、視聴者の酷さ」
ブログ記事に書いたら、『説明しろ』と抗議?のコメントが送られてくる。
自分の知らない事を他人から教えてもらう時には 最低限の礼儀を弁えるべきでしょう。
昔から、色々な迷信は有りましたし、其れを信じている人も大勢居ました。
お馬鹿な人は昔から居ましたが、自分の無知を威張る人はいませんでしたよ。
情けなさに涙が出そうです。
テレビ放送に、完全に洗脳されているようで自分の頭で考える習慣がすっかりなくなっているようです。
日本で、科学教育が此れほど等閑にされている時代も無かったし,非科学や反科学が堂々と人前で語られる時代も無かった。
今の世の中、どうなってしまったのでしょうか。?
「水より湯のほうが早く凍る逆さまの世界」
そんな不思議の国のアリスの世界のような魔法は、私達の住んでいる現実世界では、どこにも有りません。
NHKの妄想世界だけの現象で、誰も知らないし、誰も見ていない。
しかし多くのNHKの視聴者では話が逆で、放送されてもいない、有りもしないNHK放送の画面を見たらしい。
実に面白い現象ですね。
まさに、其れが手品のネタなんですね。
魔術師や手品師、詐欺師、幻覚やイリュージョンと同じ世界です。
NHKがムペンバ効果を 、再現出来たとすれば、熱エネルギーの科学常識が反対に働くという物凄い話ですから、今問題の地球温暖化問題なんか簡単に解決しますよ。
すべてのエネルギー問題も、みんなまとめて簡単に解決します。
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この前の前の人は本当にもと科学者ですか。
打ち水で「蒸発熱」で暑いとは!
御堂筋だけではなく他の「打ち水大作戦」でも気温が下がったというデータがあります。ただし、水蒸気は地球上でもっとも温室効果に寄与している物質ですからそれを増やしたときのプラスマイナスも考えないとまずいですよ。
上の二人には、自分がアインシュタインの相対性原理クラスの物凄い話をしていると言う自覚が全く無い。
ムペンバ効果が再現できれば、ビキニの核爆発級のエネルギー革命ですね。
家庭の冷蔵庫で核融合が出来るとでも思っているのでしょうか。?
そういえば、茨城県の東海村ではバケツの中で、核の臨海が起こっていましたね。
無知ほど怖いものは有りません。まさに無敵です。
真実を追究する人はそんなこけおどしはしません。家庭教師をしているとのことですが、これでは間違いを教えたりして反面教師にしかなれないですよ。もと学者ならその3つの物理教育誌(本当に3つあるか確認したのですか?)から該当の論文を探して読んでご覧なさい。その程度の論文データベース検索能力はおありでしょうに。
ブログ主さん、NHKの誤解される表現があっても条件によってはあり得ることは確かです。英語のWEBサイトで論文などをじっくり読むといいでしょう。
私は最近雪氷の専門家とこの件で話をしたばかりです。
これで通り過ぎますが、2つのエントリーは削除するといいと思います。わざわざ自分のバカを示しておくことはないでしょう。
誰にでも再現できる簡単な実験ですから、成功してから、再度コメントを送ってください。
貴方の成功を、世界中のみんなが祝福してくれますよ。
私も勿論祝福します。
お馬鹿コメントで、かつ非常識不見識、無礼千万な物言いのモノは即削除していますが、御馬鹿だけなら許せます。
このコメントは、お笑いのネタに残して置きますが、2つの埜田名義のコメントは、わざわざ自分のバカを示しておくことはないでしょう。
削除する方が良いと思い直したなら、申し出てください。
単なる悪意によるお馬鹿コメントが多すぎますね…
埜田さんのコメントは最後の部分さえなければ…
あれで悪意丸出しが判明していることに気付かないのでしょうか?
本当に日本国及び日本国民は末期現象ですね…
小学生程度の科学知識も無い人が、最先端のインターネットを操る危うさ。
NHKなどのマスコミの権威の方が、物理学の法則よりも遥かに権威があるんですよ。
ある意味、マスコミを握った者は『独裁者』でも何でも成れそうです。
あ!!小泉純一郎がいたのをウッカリ忘れていた。
もう日本のファシズムは始まっているのかも知れませんね。
日本国民に対してもマスゴミを悪用して騙すといった詐欺行為も数知れず…
このような売国政治家を未だに純ちゃん等ともてはやすおばちゃん世代がいる限り日本の未来は…
なんだか虚しくなってきました(笑)
幾等真夏の話とはいえボウフラが大量発生。
凄まじい有様になってきましたね。怒る気も失せました。これでは笑うしかないですね。
しかしマスコミは『第四の権力』どころの話ではないようですよ。
どれ程強力な独裁国家の国家権力といえども、物理学の法則に反する事は出来ません。
マスコミの力は、国家権力を遥かに凌駕しています。
相対性原理では質量がエネルギーに変換しますが、普通の世界で、エネルギーが勝手に増えたり減ったりしたら大変な事になりますよ。
しかしNHKは物理学も完全無視。ニュートンやアインシュタインを アホ扱いです。
ムペンバ効果が本当なら、ある日突然温暖化の結果、海水温の高い赤道付近が全面結氷してシロクマが走りまわりますよ。
この先、売国政策に必要不可欠な条件のひとつに若者達を無気力、無知、無能に育てあげることが先決だと…
その結果が数々のお馬鹿コメントではないでしょうかね(笑)
日本も監理社会、共産主義に突き進んでいますね…
kaetzchenさんからのコメントを受けて、私も再放送を見ました。
さすがに天下のNHK、ダマシが上手いです。
私の女房は完全に信じ切っています。
今度の休みに家で実験することにしました。
目の前で実験しないで済ませるニセ科学。違う操作であたかも代用して証明したように見せる。
すでにこれは犯罪です。
再放送を御覧になられましたか。ご苦労様です。
あの放送内容では、『明らかな騙しだ』と普通なら怒るのが当たり前だと、私なら思うのですが不思議ですね。
『すでにこれは犯罪です。』
全くそのとおりです。しかもあれはお笑いではなくNHKの科学番組なんですよ。
マイナス20度で熱湯を相手にかけるインチキパホーマンスは家庭の主婦の様な人では、吃驚します。驚かす効き目は抜群です。
あれは悪質ですね。
あれではNHKはペテンの『確信犯』だと非難されても致し方ないでしょう。
実験は大事だと思います。
科学する心で一番大事なのは『懐疑心』と『実際の実践』です。
実際に行った、実験の結果をお知らせ下さい。
早稲田の大槻教授は、ウソだとブログで言っているが・・・。
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/
しかしムペンバ効果は『早く氷が欲しい時の裏技」ですよ。
ところが一般視聴者が、実際に凍らしたら冷水の方がヤッパリ早い。
しかし何事にも例外が、
何と、成功した人もいるらしい。
極少数ですが、成功例もあるらしい。(これが不思議)
この話は家庭用冷蔵庫の熱感知システムが、冷蔵庫としての使用例では全く予定外の熱湯を入れることで誤作動するオーバーシュートではないかとの説が一番有力ですね。
しかし再現性は限りなく低いらしいですよ。
成功者 は、だから非常に幸運に恵まれたのでしょう。宝くじが当たった様なものでしょう。
どれ位の割合で成功するのでしょうか。?別な興味が湧いてきました。
ただ、不思議な事に、これに関連してブログ記事を書いている科学系の人の方が、ムペンバ効果の存在を一般人より信用している人は多い傾向があるようです。(ただしみんな再現には失敗している)
原因は一般科学雑誌の載っていた1977年論文がネタらしいが、科学者が権威に弱いでは笑えませんね。情け無い話です。
この実験は「機械に悪い」うえに「電力の浪費」する。
この実験を全国で大勢が試しているはずです。
NHKは今回、世の中の流れに逆らって、省エネと真逆な事をしてくれたものですね。
例えば、かき混ぜながら冷やす場合、外から仕事を与える意味では逆効果ですが、熱を効率よく伝える効果が勝れば早く凍ることが考えれますが、それに類することなのではないかと思われます。
この場合は対流の効果が考えられそうです。
不意の来客などの為には、実用的な家庭用冷蔵庫で早く氷を作る製氷器機は十分考えられるし、其の必要性もあるでしょう。
また、今のままの製氷器でも早く凍らす裏技も有ると思います。
例えば、冷却装置の位置で凍る速度は大分違うだろうし、器に入れる水の量でも違いがでてくるだろうし。
氷を早く作るう裏技なら真面目な科学番組になっていたはずです。
しかし今回の話は、凍らす速度を早める裏技の話(技術的な話)ではなく、『科学的に未解明なムペンバ効果』として一切の科学的説明も解明もせず、過冷却や熱湯が一瞬で凍る様な普通の人が余り知らない自然現象を演じて見せて、其の驚き映像で観客を煙に撒き、無いものを有る様に見せた奇術の演技かペテン、詐欺師の手法を科学番組で用いて、多くの観客が騙された話のようです。
此れは、科学番組の時間枠をつかった巨大マスコミNHKの、犯罪行為に限りなく近いゲテモノではないでしょうか
温度が高いものの方が早く凍ることがあってもおかしくないのではないでしょうか。
その原因はクラスターとか、対流とかじゃないでしょうか。
水っていうのはとても不可思議なものです。
伝説のポリウォーターがあるくらいですし・・・
しかし過冷却は家庭用冷蔵庫での再現は非常に難しい。
モーターの振動や温度が一定で無いなどの条件が有り、再現性は限りなく低いらしいですよ。
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/tokyo-sui/kids/kids_jikken17.html
Wikipediaでみた限りだと、「複数の要因が重なって起こる現象ではないか」てな感じでしたけど
こっちでは対流が理由で起こるって書いてありますね
wikiで書いてある内容だと、かなり古くから知られてる見たいなのに、研究する人が少ないのは実益が無いんでしょうかね
面白そうなのに
『ムペンバ効果』科学に未検証はあっても、未解明は無い (社会 / 2008年07月25日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/bfed34e3f4b2f0142cf240012225fbe5
を御読み下さい。
再現性の低い東京都水道局の滝川客員教授の場合には似非科学の可能性が高いが、滝川説は高温水は対流によって冷えるので、冷水の熱伝道よりも効率よく早く冷えるそうです。
(残念ながら再現性が確認されていない)
Mpemba Effectは再現も検証も、今まで誰も(滝川氏以外)出来ていない様です。
流石に東京は知事も教育委員も水道局のホームページも面白いですね。
(三重苦のヘレン・ケラーの様にも見える)
またNHK放送のためしてガッテンの番組責任者のプロデューサーの田付氏に直に確認していますが、氏によると
『海外の論文や日本の滝川氏の論文も確認済みだが、何れも科学的に検証されたものではなく,NHK放送では取り上げる内容では無かったので放送しなかった』との事です。
当ブログにコメントする場合には当該の関連ブログ記事を読んでからコメントする習慣を付けてください。
また読者に迷惑になりますので、次回からはタイトルを省略するものや意味無く内容が重複するものはブログ管理者の独断で削除します。
関連記事
「水よりお湯の方が早く凍る!」 「ためしてガッテン」実験は本当か
社会 / 2008年07月28日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/ea00835f08cb387245e7abeadafacf14
いい経験をなさいましたね!!
実験のコツは、絶対にお湯と水道水を一緒に冷凍庫に入れないことです。そうすると影響しあって違いがあまり出ません。
最初に水道水で時間を計る。次にお湯で時間を計る。
そうすると確かに違いが出ます!
やってもいないのに、なぜ批判ばかりするのですか?
簡単なことなのに。
此処への訪問者は私と同じ失敗組みか、実験しないで放送の驚愕映像に騙された慌てものが殆んどで,今回のがってんさんが成功例としては第一番目ですね。
あらためて成功を祝福したいと思います。
確かめましたが、放送スタッフは其のコツを知りませんでした。
余計なお世話かもしれませんが、成功のコツをNHKに知らせた方が良いかもしれませんね。
確かにムペンバ効果の再現は難しいようです。
専門家によると『確率的にしか起きない上に、繰り返し精密な実験が必要なので、演示実験の材料としては不適と考える。』
普通の家庭の冷蔵庫での再現性が極めて低そうです。
『水の冷却過程の研究には役だっても、家庭での実用性は無いに等しいわけで、水の相転移や過冷却状態に興味のある研究者や技術者以外の一般の人に、ためしてガッテンのような番組で紹介するような話ではなかったのではないか』
『過冷却が起きてから凍るまでの時間のばらつきが大きいことが原因で、ムペンバ効果と称する現象が起きてしまうことがある』と指摘しています
http://www.cml-office.org/archive/121683743476.html
誤作動による暴走ですから「機械に悪い」うえに「電力の浪費」をするので一般には余り勧められる方法ではありません。
NHKの予備実験でも冷凍庫のなかに冷凍食品などが入っていない状態の所に入れると「10回中、10回成功したので放送する事にした」との番組の製作責任者の言葉でした。
がってんさんと同一実験をしたようですよ。
AT車の場合に高速道路での追い越し時のテクニックとして、アクセルを床まで瞬間的に踏み込んで、変速機のギアをトップからセカンドに切り替え(ギアダウン)して加速力を増す方法に似ていますが、一般向きで無いだけでなく番組で何度も言っていた『科学的に未解明なムペンバ効果』とは何の関係も無い現象のようです。
過冷却を使っているみたいですよttp://kaden.watch.impress.co.jp/cda/column/2007/12/06/1577.html
唯この三菱電機の冷蔵庫の食品を美味しく凍らせる性能と、今度の議論とは直接的には無関係のようです。
現在の冷蔵庫は大体フォースター(マイナス18度以下で冷凍食品を保管する能力があり、100Lあたり4.5Kg以上の食品を二十四時間以内に-18度以下に凍結できる性能を持つ。)NHKスタッフが試し、温水が冷水より早く凍ったというなら、センサーの感知による、インバーター制御のソフトがどうプログラムされているかを調べて真偽を云々すべきだと考える。
蒸散や過冷却、氷晶の種などの話は、この件には大きく関係しないと考える。
厳密に同一条件に設定しないと、実験とはいえないでしょう。
元々家庭用冷蔵庫での再現には無理が有りますが、なんとNHKは10回トライして10回成功したから放送したとのこと。
此れは単体で熱湯を入れる実験では、家庭用冷蔵庫の熱感知システムが、冷蔵庫としての使用例では全く予定外の熱湯を入れることで誤作動する『オーバーシュート』ではないかとの説が一番有力ですね。
誤作動による暴走ですから「機械に悪い」うえに「電力の浪費」をする。
これでムペンバ効果に成功したとするなら不真面目この上ない話です。
なぜなら家庭用冷蔵庫は温度センサーがついていて温度によって冷却能を変化させていたり、密閉が不十分だったりバイアスがありすぎるからです。
本当に実験するなら、一定の冷却すなわち必ず一定の熱量しか奪わない冷却槽のなかで別々に比較しその統計(少なくとも30回)をとらないと科学的発表に耐えうるデータは得られないでしょう。
ある特定の条件にのみ現れるというのであれば、その条件を具体的に細かく設定し、やはりそれぞれ30回は実験を繰り返し、有意にある条件の時にその効果が発現したことを統計学的に証明しなければやはり発表に耐えうるデータとはいえません。
残念ながら家庭におけるバイアスが無限にある機材で成功したという報告は何の意味も無いものです。
「ためしてガッテン」的には、ふたつの水が常温のところから始めないと変。
加熱にかかる時間が追加されてないんだもの。
「ためしてガッテン」は、実験の検証を一般家庭でも再現できることが前提の番組なので、ひとつは即、一般家庭の冷蔵庫の冷凍庫に入れ、もうひとつは同じく一般家庭のコンロで一旦、沸騰させてから冷凍庫に入れる。
それで、先に凍るのは?
冷凍庫に先に入れた水の方だと思うんですけど。
家庭用コンロで沸かしてる手間の分、先に冷えるから。
ムペンパ効果以前の問題かと思うんですが。
で、もっと早く凍らせたい時は、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておくのが一番早いと思います。
一晩置いといたらカルキも抜けて味も良くなるかと…。
こういう、素人のコメントって、だめですか?
全く仰られるとおりですね。
家庭用冷蔵庫での実験は無限に近いほどの誤差が入り込みます。
だから再現実験は、成功しても失敗しても学術的には殆んど意味を持ちません。
ですから家庭での不正確な実験では失敗例が山ほどあって成功例も幾等かは出てくるんでしょう。
唯今回は『家庭の冷蔵庫で氷が早くできる裏技』としてNHKが紹介してしまった。
しかも成功する確率が極めて低い。
NHKも御馬鹿な事をしてくれたものです。
るるしさん。
『ムペンパ効果以前の問題かと思うんですが』
一定以上の良識があれば、普通は誰でもそのように思うと考えるんですが・・・・今回のNHKには其の良識が不足していたのでしょう。
タイトルも名前も無い不真面目コメントは削除する原則を作りたいと思いますので、次回のコメント投稿時には、面倒でしょうが忘れずタイトルの記入を御願します。
何卒ブログ環境の維持の為、御協力のほど,御願い致します。
科学は正直、あまり好きではありません。理解する能力も低いです。今回の件も「家庭用冷凍庫で成功したって人がいるんだから、ムペンバ効果はあるんじゃない!?」って単純に思っていましたが、ようやく理解できました。
要するに、お湯が早く凍った(成功した)という人の冷凍庫は庫内温度が通常よりも低い状況での結果、と言う解釈でいいんですよね・・・?
条件が一定ではないため、それを「ムペンバ効果」だというのはちょっと違うと。
こういう解釈でいいのでしょうか!?
今回のNHKのうら技は失敗例の方が遥かに多い。
成功例では同時に入れた場合には冷凍庫の性能(特に置く場所)が大きく影響してくる。
単体の場合の成功例は誤作動する『オーバーシュート』らしい。
「水よりお湯の方が早く凍る!」 「ためしてガッテン」実験は本当か
擬似科学・ムペンバ効果 / 2008年07月28日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/ea00835f08cb387245e7abeadafacf14
家庭用冷蔵庫でその条件を得るのは偶然に頼るしかない以上、どのみちガッテンで放送するようなことではないと思いますが。
私が一番疑問に思うのはあの内容でいったい誰が得をするのか、ということです。
過負荷による故障で買い替え需要でも生まれるんでしょうかね?
普通では問題にされない微妙な条件の差で、非常に大きな変化が起こるのが科学の世界です。
何らかの条件が重なれば、再現性は低くとも、温度の高かった容器の水の方が先に凍る現象は、十分に有りうる話です。
だから科学は面白い。
しかし9日放送の番組は、其の逆の話ですね。
何らの条件設定はなし。(条件は温度差だけ。其れも逆さま)
実験での注意点もなし。(火傷の注意だけ)
科学的な説明もなし。(科学的に未解明なムペンバ効果ですからね)
勿論、科学的解明努力は最初からなし。
しかも肝心の製氷実験すらもなし。
ないない尽くしでも観客からの『木戸銭返せ』の声もなし。
しかも観客は有りもしない熱湯から出来た氷を見ている。
昔は夏には怪談が付き物でしたが、此れは正に現代の怪談話ですね。
色々な可能性が有りますが、ただ単に科学の断片は教えても科学する心を教えなかった、現在の学校におけるの科学教育の根本的(致命的)な欠陥の結果ではないでしょうか。?
それこそがムペンバ効果というのだと思いますよ。
ブログ主様は、『ムペンバ効果を 、再現出来たとすれば、熱エネルギーの科学常識が反対に働くという物凄い話ですから、今問題の地球温暖化問題なんか簡単に解決しますよ。』
と書いておられますが、考えを変えられたのでしょうか?
『普通では問題にされない微妙な条件の差で、非常に大きな変化が起こるのが科学の世界です。
何らかの条件が重なれば、再現性は低くとも、温度の高かった容器の水の方が先に凍る現象は、十分に有りうる話です。だから科学は面白い。』
水が凍結するためには温度だけではなく、不純物の有無や凍結の為の核となる埃等の有無、風の影響、過冷却や気化熱、容器の形状、容器の材質や水量、振動さえも影響してきます。
NHKの主張する『ムペンバ効果』には一切の条件が付いていません。
一切の条件がない場合(全くの同一条件)において温度の高い方の沸騰水の方が、温度の低い冷水よりも早く凍るとする『NHKが存在すると主張するムペンバ効果』は科学ではなく、オカルトか超常現象の類いですね。
とする立場だったと思いますが、やっぱりご意見を変えられたのですね。
其れ位の正解なら幼稚園児でも判りますよ。
同一条件で冷水より熱湯が凍るから『科学的に未解明なムペンバ効果』と呼ばれている筈でしたね。
残念ながら、NHKの放送もこのブログ記事も読めない様ですね。
真面目な読者の迷惑になりますので、このようなゴミコメントは今後送ってこないようにして下さい。
暫くは反省して頂く為に、公開しておきます。
ブログ主さんがNHKの報道姿勢に対して批判するのは納得が行くのですが、ムペンバ効果そのものを否定するのは早計ではないかと思います。
「NHKがムペンバ効果を 、再現出来たとすれば、熱エネルギーの科学常識が反対に働くという物凄い話ですから」
このような発言をブログ主さんはしておりますが見当違いではないでしょうか。
冷凍庫と中の水をエネルギー保存が成り立っている孤立系と勘違いしていると思います。
NHKが主張する『ムペンバ効果』とは、
(1)『熱湯が冷水より早く凍る』ので
(2)『急に氷が欲しい時の裏技』として
(3)『誰でも、何時でも』成功するように視聴者を誤解させたゲテモノです。
確かに、ある事を証明することは簡単ですが無い事を証明するのは難しい。
ただし『NHKが主張する範囲のムペンバ効果』のある無しなら簡単に判断できます。
誰でもできるのが裏技ですが、現実問題として再現出来ていないんですよ。
因って、『NHKがムペンバ効果』と称するものは存在しません。
物理を少しでも齧った事があるなら、私があらためてこんな事を説明するまでも無いはずです。
ペテンや奇術ではなく現実に人間が空中浮遊する事もあるかも知れないと思っていた高偏差値の理科系大学院生が沢山いたオウム事件を笑ってばかりは居られない状態になってきているようです。
サリン事件が起こるまでは、マスコミは今回のNHKムペンバ事件と同じように、オウムの空中浮遊をあるかもしれない面白い出来事と好意的に報道していた。
『喉元すぎれば熱さ忘れる。』
オウム事件も、忘れられた遥か昔にもう済んでしまった、過ぎ去った過去のエピソードの一つになってしまっているのでしょう。
ちょっと考えただけですぐに分かります。
お湯の方が先に凍るわけがない。
それから、人間はサルから進化したなんていう人がいますが、
ちょっと考えただけですぐに分かります。
サルが人間になるわけがない。
> しかしこの実験は、ムペンバ効果とは似て非なるものですね。
> この現象も科学的に簡単に説明できます。
さすがはブログ主殿。
私には分からないので、具体的に詳細に説明していただけないでしょうか
主さんが否定しているのはあくまで「NHK(ガッテン)的ムペンバ効果」であってムペンバ効果そのものではないのでしょう?
同条件の単純に温度だけが違うお湯と水でもお湯の方が先に凍る、としか思えないような番組内容を批判しているわけで。
主さんもムペンバ効果そのものを完全否定しているわけじゃない、ということをはっきりさせておいた方が誤解が減るのではないでしょうか。
ゴミとして掃除すべきか、真面目なコメントとして一応は残しておくべきか、迷うところです。
俺様天才さん。
当記事は3週間前に書かれたもので、其の後『具体的に詳細に説明して』いる当該記事も連載されています。
ムペンバ効果?の解説? (擬似科学・ムペンバ効果 / 2008年07月15日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/33f0602d24decd83195a01ee49bcec54
連載記事になっていますので最後まで読んでからコメントの投稿をしてください。
THMさん。
「NHK(ガッテン)的ムペンバ効果」は、
否定しているのではなく、NHK自身が再現に失敗している単純な事実を、このブログでは明確に何度も何度も何度も指摘しています。
否定、肯定以前の問題ですね。
民放では『あるある大辞典』のように制作費が少なすぎて手抜きのインチキ放送をしてしまって顰蹙をかっていたが、NHKでの同様事故は考えられない。
其処から推測できる事柄は、多分NHKの現場ではムペンバ効果の再現に必死になって努力したがとうとう出来なかったので再現出来たかのように装ったインチキ放送をした?のだろうと言う事です。
ムペンバ効果についてですが、大槻名誉教授は、自身のブログ記事7月31日付で、お湯の方が早く凍るムペンバ効果について、
『熱力学の基本法則からありえません』と書いています。
一方NHKの放送放送を監修した、北大低温科学研究所の前野紀一名誉教授も『放送は正しい』(ムペンバ効果は存在する?)としながらも、大槻教授の解釈と全く同じ判断をしています。
大槻義彦名誉教授の主張と北大低温科学研究所の前野紀一名誉教授の主張は、全く同じ事を言っているんですよ。
ところが一方はNHKの放送を物理学の法則に反するペテンで有ると言い、
一方は其のペテン放送を監修している。(だから放送は正しいとしか言えない)
私の『ムペンバ効果』に対する判断も、お二人の見解と同じものです。
みなさんは誤解している様ですが、よく読んでみると、「ためしてガッテン」の実験を監修した(はずの)北大低温科学研究所の前野紀一名誉教授は『ムペンバ効果』の存在を否定しています。
放送の概要は当該番組のホームページをご覧下さい。
質問の答えは全て書いてあると思います。
またコメント欄は当ブログの記事読者からのコメント投稿用に一般に開放していますが、何を書いてもよい2ちゃんねるでも伝言板でも有りません。
発明関連の下記のブログアドレスですが、当方とは何の関連もないようですので、残念ですが削除する方が良いと思います。
試してガッテンは見ていましたが、録画もしていませんし、その部分(凍るとは、全部が凍るのか、一部でも凍っていれば凍ったとするのか。。)に注意を向けることはできませんでした。。
コチラのブログや コメント及びガッテンのページ も改めて確認したのですが、推測される文面はありますが、はっきり断定できず、、、誠にお手数なのですが、この部分だけでもお答えいただけないでしょうか。
凍るという定義は、、全部でしょうか?、一部でしょうか?。。。(私は、全部だと思っていましたが、、)
何卒よろしくお願いします。
一部分の凍った氷水では、ないと思いますが正確には、NHK視聴者コールセンター(0570-066-066 )に確認してください。
あの番組では、お湯と水は用意しましたが、肝心の結氷する結果部分は早送りで、視聴者が確認できないようにして紆余撫養にした挙句に、唐突に番組放送を打ち切っています。
しかし不思議な事に出来てもいないお湯からの氷を大勢が見ているらしい。
色々な要件を付け加えながら、途中を飛ばしたことを気付かさせずに結論に導入する。
しかし、それを手品と言わずに未解明の科学と解説する。
この記事では「ニセ科学」と表現していますが、疑似科学は化学的権威を利用して人を騙しますが、今回は『科学では未解明な○○』と科学性を否定して騙す手口で、正確には偽科学ではなく宗教?やオカルト現象等の『反科学』ですね。
しかも信用している人達が大勢いる。出来てもいない氷を大勢が見ている。これはもう新種の宗教?(カルト)ですよ。
本当に恐ろしいです。
科学という教科で、痛めつけられてきた人たちは、心の安寧を「カルト」に求め易くなっているのです。試験や成績をだけを強く感じさせる科学教育を見直すべきです。
ご回答ありがとうございました。良くわかりました。
自分では当たり前のつもりでも、他人には、そうでない、、、ということが稀にあり、こういう場合、多くの人に聞くしかありませんでした。失礼しました。
この回の番組制作会社に、騙すという意図があったかどうかは判りませんが(一本の番組の些細なコーナーで、自分の首を掛けて意味の無いと思われる捏造をするとは思えないのです。)ごまかしと脚色で、不思議な現象を演出した と言えるかもしれませんね。
科学の世界に脚色を持ち込むと、話がややこしくなることは間違いありません。
個人的には、ムペンバ効果が有る筈だ、無い筈だ。。という議論は、面白いですが、実験との両輪で進めるべきだと思います。(永久機関のようにバッサリ切り捨てられない気がします。)
冷凍のメカニズムについて、多少でも勉強する機会ができて、とても良かったです。
ムペンバ効果というのは、適当(いい加減)に実験したら冷水よりも温水のほうが早く凍ったよ。
と、実験環境を深く考えもせずに誰かが言った実験結果だけが一人歩きしてしまった結果だと思っています。
私にとっての今の謎は、
単位時間に一定量の熱が奪われるような精密に計画された実験であれば起こりえないのか?
それとも人間にとって既知の条件を全て調整しても、それでもなお稀にムペンバ効果は起きてしまうのか?
つまりムペンバ効果が発生する原因は複雑さに起因するのか?それとも人間にとって未知の条件が影響しているのか?
ということです。
見かけ上の温度差ほどには凍結する時間には差は有りません。
これは、高い熱水ほど周りとの温度差が大きいため早く冷えるのと、相の変化の為の熱エネルギー(潜熱)が温度差よりも大きいからですね。
だから冷却機の性能や機械の機能的な偏りの方が冷却時間に影響する場合が出てきます。
そのような原因でムペンバ効果の発生となるわけです。
>『それとも人間にとって未知の条件が影響しているのか?』
其れを言われると、何とも返事のし様が有りませんね。
ある事を証明することは出来ても、無い事を証明することは途轍もなく困難な行為です。
アポロ乗員が月で宇宙人を見たとか見なかったとか。
アポロ14号飛行士『アメリカは宇宙人を隠ぺいしている』 (アポロ11号・宇宙開発 / 2008年07月30日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/def5fae1351736d8280cce231510f0f4
これ等の月の宇宙人の基地の話も、正確に無い事を証明するためには月に行かないと出来ませんが、常識的な判断では、このアポロ元乗員の精神状態が非常に危険な状態になっている可能性のほうが余程高いでしょう。
で、ムペンバ効果があるかとの話ですが、無い事を祈らずに入られませんね。
東京の滝川説によると一番起こりやすい温度は35度なので、小便しようとすると凍って用をたせないし(ハンマーが要る)、人間の体の70%は水分なので、ウッカリ冬山などに行くと運の悪い人は突然ムペンバ効果が起こって全身凍結で遭難死する危険が有りますよ。
この記事で論じているのは、一般視聴者のメディア・リテラシー『情報を評価・識別する能力』 の問題点とNHKの報道姿勢の問題点です。
読んで頂いたら判るように、熱交換に関する技術系の話は論じていません。
この記事は連載になっていて次の ,ムペンバ効果?の解説?
擬似科学・ムペンバ効果 / 2008年07月15日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/33f0602d24decd83195a01ee49bcec54
ムペンバ効果とメディア・リテラシー(情報選択能力)
擬似科学・ムペンバ効果 / 2008年07月20日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/0707a010ac36ceaf6e52631869d1cdf5
をお読みいただいた上で、そちらの方にコメントを御願い致します
http://www.ideaproducer.jp/page1-1-2.htm
をご覧ください。はっきりと熱湯だったお湯の方が水より早く凍っています。同じ水で同じ容積、同じ条件で実験しました。なんどやっても同じ結果が得られました。
アイディアプロデューサーの推論に対してのご意見をお願いします。
樹脂の容器では失敗し、ステンレス容器では成功したわけですね。
成功率50%でも、たいしたものです。
これはもう、成功のコツを是非ともNHK広報か、NHK視聴者コールセンター(0570-066-066 )に教えてあげるべきでしょうね。
NHKでは単に熱い方が凍るとしていますが、現状では成功者は残念ながら殆んどいません。
ためしてガッテンNHKムペンバ効果成功のコツ(裏技の裏技)
擬似科学・ムペンバ効果 / 2008年08月09日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/9bd84a8964df97ac2f6b2c7e47da196e
をご覧下さい。
NHKの予備実験でも冷凍庫のなかに冷凍食品などが入っていない状態の所に入れると「10回中、10回成功したので放送する事にした」との番組の製作責任者の言葉でした。
多分此れもNHKの実験と同一実験であろうと思われます。
単体で熱湯を入れて場合では、ある種の冷蔵庫では10回トライして10回とも成功するらしいですよ。
同時に冷水と熱湯を入れた場合では、温度の高低よりも場所の良し悪しが一番影響します。
冷凍庫に入れる場所が一番の影響があるんですよ。
もう一度試される事をお勧めします。
しかし残念ながら、所謂ムペンバ効果とは関係ない現象のようです。 詳しくは記事をお読み下さい。
やはり,よみかえしてみるとブログ主さまの もとの文章には いいすぎが あると おもうんですよ。
> 100度の沸騰水の方が20度の常温水より早く凍る。
> だから早く氷が欲しい時は一度沸かしてから冷凍庫に
> 入れるほうが早いなど、余りに馬鹿馬鹿しすぎて怒る気も
> 失せる代物でした。
たしかに『ガッテン』が「100度の沸騰水の方が20度の常温水より早く凍る」ということを科学的な法則として一般的に なりたつことのように のべたのは,まずかったと おもいます。その点は『ガッテン』が反省しなければならない点でしょう。しかし,
> 此れは、実際に実験すれば沸騰水の方がNHK主張とは
> 逆に2倍の熱量が必要で、時間もそれなりに、かかります。
というのは,あとで ブログ主さまも みとめていらっしゃるように,「実際に実験」したら 熱湯からのほうが常温水よりも はやく こおることは ありますよね。もちろん,それは「科学的な実験」ではないかもしれない。でも,「実際に実験して そうなるか」というところにブログ主さまが問題設定をしたんだから,それに対して「時間もそれなりに、かかります」「ムペンバ効果は、ムペンバ君しか成功していません。或いは、ムペンバ効果を信じている人しか絶対に成功しません。あれは単なる簡単なペテンですよ。」と かいたことについては,「条件によっては そうなることも ある」というくらいに訂正するべきです。特に「信じている人しか絶対に成功しません」という言及は科学的でもなんでもない,単なるれ非科学的なレトリックによる論難にすぎません。
『ガッテン』の あやまりは,科学的な法則とは いえないものをあたかも そのように かたってしまったことです。しかし,実用的に どうかといえば,わたしは こおりをつくるときに一度,煮沸してから つくるので,そのときに常温になるまで煮沸した おゆをさますよりも,すこし あつい ままでも冷蔵庫に いれて いいし,そのほうが それまで そとで さましていたための時間を節約できるかもしれないと おもいました。そういう意味では,「ムペンバ効果」とまでは いたらなくても 「熱湯でも こおるまでの時間が あまり かわらない」ということが わかっただけでも実用的な意味は あったと おもいます。
さらに,つぎのようなことについても考察をふかめることが できました。それは,つぎの記述には欠陥が あるということです。
> しかし、百度の熱水(ウサギ)が10度の冷水(カメ)に
> 変化したモノと、10度の冷水を冷やして0度になった
> もの(カメ)は、どちらも同じ水(カメ)です。
> 10度まで冷えた段階で、ウサギ(熱水)はカメ(冷水)に
> 成っているんですよ。
> 足の早いウサギでは、先を行く足の遅いカメを追い越せま
> すが、同じカメどうしでは先行するカメを追い越せない。
一定量の水の どの部分も等質に等速度に こおっていくのなら,そうでしょう。しかし,どの部分も100度で安定している熱水が容器に いれられ,冷蔵庫で ひやされていくときに,どの部分も均質に10度という状態を経由するわけではありません。だから,うえの論証で「10度まで冷えた段階」という理論的に想定された「段階」が現実にあるのかというと,そうとは いえないのではありませんか。あるとすれば「平均温度が10度」になる瞬間が あるのかもしれませんが,「平均温度が10度」になる瞬間の状態は,「10度の冷水」と おなじ状態であるとは いえないでしょう。だからといって そこから一足とびに「ムペンバ効果」があると主張することは できませんが,うえの「論証」だって,科学的な意味で厳密に論理的ではないと おもいます。つよく いえば,「平均温度が10度」になる瞬間の状態を「10度の冷水」と おなじ状態であるかのように ごまかして かくのは「ペテン」であり,「ニセ科学」ではありませんか。そんな「ペテン」や「ニセ科学」を「2倍の熱量が必要」などと専門知識をつかった計算をしてみせて権威づけているのは,『ガッテン』とおなじくらい悪質であると おもうんですが,いかがでしょうか。