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遊具のひもが首に、3歳女児重体 大分・別府

2008年8月26日22時50分

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 26日午後3時50分ごろ、大分県別府市南荘園町の児童養護施設「栄光園」の職員から、「入所している女の子が遊具で遊んでいる途中で、首つり状態になった」と110番通報があった。別府署員が駆けつけたところ、女児(3)は裏庭にある遊具のそばでぐったりしており、病院に運ばれたが意識不明の重体。同署が事故原因を調べている。

 調べでは、遊具は高さ約1.6メートルの鉄柱から、ひもでプラスチック製の箱がつり下げてあり、箱にぶら下がるなどして遊ぶ構造。ひもが結び目のところで輪になっており、職員が目を離したすきに、女児が近くにあったカートを台にして上り、首を引っかけたらしい。遊具は数年前に古くなって撤去したブランコの代わりに、残った鉄柱を使って職員が作ったものだという。

 事故当時、職員ら4人が見守る中、3歳から小学3年生までの約20人が裏庭で遊んでいた。小郷晶子園長(59)は「子どもに申し訳ないことをした。二度と起きないよう職員に安全管理の意識を徹底させたい」と話した。

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