この動画は2008年6月頃に作成したものです。(撮影は08年05月頃)
被写体は
ヤマハの
セロー225WEというバイク、最高速は低いものですが、超低速トルクでゴリゴリ走れる楽しいバイクです。
使用バイク: |
YAMAHA SEROW 225WE 4JG5 |
使用カメラ: |
Xacti CA65 (マウント加工Ver) + レイノックスQC-505 & 303 (ワイドレンズ) |
マウント手法: |
投光機用クランプ改造マウントであちらこちらに |
CA65を改造したということで、実際の撮影にどのような効果を発揮するか?それを実施テストした結果の動画です。
前回の日記にあった「CA65の罠」にて語ったあのヘンテコ加工でブレを軽減出来たのか? 実際のところ、出来ました。 重心に近い所にマウントする様に加工しただけあって、ブレまくりで酷い時にはCA65がフリーズする位酷いブレを抑止出来たのです。 と言葉を重ねても百聞は一見にしかずということで動画にし、まとめてみた訳です。 しかしながらその過去の酷かった映像は残ってません、なにせフリーズしてしまうものですから記録が残らなかったんですね。
■マウントその1.ヘルメットマウント+0.5倍ワイコン、基本の雲台穴を使用
実はこのヘルメットマウント、ネット上のお知り合いから譲ってもらった自作品だったりします。 ステンレス溶接で出来た小さなステーで、雲台が取り付けられるようになっており、メットに穴開け加工等が不要でマウント出来る為、非常にありがたい物となっています。 しかしながら首の固定が安定していない為、目線はフラフラフワフワと揺らいでしまいます。 こういった揺らぎであれば、CA65機能である手ブレ補正が役に立つのではないか?などと撮った後に思った為、追々試そうと思案中です。
■マウントその2.ヘルメットマウント+0.3倍ワイコン、基本の雲台穴を使用
その1からワイドレンズのみを交換、更に広い視野で映像が取れています。 しかしながらこうやって見比べると少々暗い映像となってしまうようで、改善の余地有りと見受けられます。 撮影モードの変更か、それともタマタマ陽が傾いていたからか?
■マウントその3.フロントフォーク左側(アクスルシャフト辺り)+0.5倍ワイコン、加工にて作成した右側の雲台穴を使用
ちょうローアングルです。 0.5倍ワイコンでも少し写界が歪む為、タイヤが上下に真っ直ぐになっているのが面白いですね。 上から下へ流れていくさまをマジマジと見ていると、まるで一本の長い何かが延々と流れていくようです。 さてローアングルでしかもダート路面ですが、大きなブレは無く、意外と映りは良好なようです。 これならオン・オフで面白いローアングルが撮れるかもしれません。
■マウントその4.右ハンドガード横+0.5倍ワイコン、加工にて作成した右側の雲台穴を使用
ハンドガードの横っちょに例の投光機クランプを噛ませ、後ろを撮ってみたという内容です。 自分が映っちゃってますね、一般的な体系であればもう少し領域侵犯は少なくてすむでしょう。
振動の伝わり方が良くなかったのか、映像はいいのですが音声にノイズが入ってしまいました。 マイク部には風切音対策を施しているので、風によるノイズでは無いのは確かです。 このビリビリといったノイズはどこから出るのか、調査対象です。
■マウントその5.右タンデムステップ+0.3倍ワイコン、加工にて作成した右側の雲台穴を使用
例の投光機クランプがタンデムステップにいい感じで噛んだので、雲台の調整等でリヤタイヤをメインで撮れる角度にしてみました。 上手く角度を調節すれば、通った道の先まで映せるのが良いですね。 ここは編集に失敗し、カット割りで変なエフェクトが残ってしまいました。反省。
■マウントその6.左ハンドガード端+0.3倍ワイコン、加工にて作成した右側の雲台穴を使用
これは中々面白い画が撮れました。 セローのフロントがほぼ全域写った上で、道の先や左右斜線まで見渡せるという面白い映像です。 ワイコンのお陰で物凄く画が歪んでますが、これも味かなと
しかし場合によってはケラレを無くす等、撮影時に工夫が必要ですね。
とりあえずコレを撮影してからロクにバイクに乗れてません。 そろそろウズウズしだす頃なので、なにか目的を決めてサラッと走りに行きたいですね〜。