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08/25-12:48--三木記念賞に大月氏(県身体障害者福祉連合会副会長)ら3氏 来月3日岡山で表彰式

 岡山県は25日、地域社会の発展に貢献した個人・団体に贈る三木記念賞と三木記念助成金の受賞者3人と2団体を発表した。三木記念賞は、社会部門で県身体障害者福祉連合会副会長の大月茂氏(80)=新見市草間=、産業部門で白菊酒造相談役の渡邉醇造氏(82)=高梁市成羽町下原=、文化部門で倉敷芸術科学大教授の高橋秀氏(78)=倉敷市玉島黒崎=で、行政、国際親善部門は受賞者がなかった。表彰式は9月3日午前11時から、岡山市古京町1丁目の岡山衛生会館で行われる。  大月氏は1974年から新見市身体障害者福祉協会の役員に就き、95年から現職。身体障害者のスポーツを通じた社会参加の促進、過疎地域の障害者・高齢者の移送サービス事業立ち上げに尽力するなどした。  渡邉氏は酒造会社の代表として県内の酒造業界で要職を歴任し、日本酒普及と業界発展に尽力。また、70年11月から1期務めた旧成羽町長時代に企業誘致に努めるなど、地域産業振興や雇用確保にも貢献を果たした。  高橋氏は約60年にわたって創作活動に従事し、多くの作品を発表するとともに96年の現職就任後は、後進の育成に尽力。私費を通じて「秀桜基金留学賞」を設け、若手芸術家の海外留学を支援する活動も行っている。  助成金は、社会部門で山陽新聞社の地域ふれあい事業「金婚夫婦お祝いの集い」実行グループ(岡山市柳町2丁目、越宗孝昌社長)、産業部門でプラスチックマグネットの製造メーカー「メイト」(和気郡和気町佐伯、赤岩修次社長)の2団体を選出。行政、文化、国際親善部門は該当がなかった。  記念賞には賞金30万円、助成金は50万円が贈られる。  三木記念賞は元岡山県知事の三木行治氏の業績を顕彰するため1968年度に創設。同氏が受賞したフィリピンの「マグサイサイ賞」の賞金を原資として毎年表彰が行われている。41回目の今回を含め、三木記念賞受賞者は199人、同助成金受賞団体は138団体となった。

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