生徒から30万円借金 高校教諭を懲戒処分
同じ学校に通う女子生徒から現金30万円を借りていたとして、静岡県教育委員会は25日、県立高校教諭を減給10分の1、1か月の懲戒処分とした。
懲戒処分を受けたのは、静岡県東部の県立高校に勤務する男性教諭(33)。静岡県教委によると、教諭は今年4月から5月にかけて3回にわたり、指導を担当していた委員会に所属する生徒から計30万円を借り、教員として不適切な行為をした。教諭は、生徒の相談に乗るなど信頼されていた立場を利用して、借金を申し込んでいたという。
この問題は先月中旬、生徒から「先生が金を返してくれない」と保護者が相談を受けたことから発覚した。教諭は借りた金を生活費に充てていた。