岡山放送局

2008年8月25日 20時47分更新

特産食品の新商品売込みを


地元特産の食材を使った新商品を効果的に売り込むことで、地域経済の活性化につなげようというセミナーが25日、岡山市で開かれました。

これは岡山商工会議所が、新しい特産品を開発した食品業者とみやげ物などを販売する流通業者との交流を進めることで、特産品を効果的に売り込もうと開いたもので、およそ140人が参加しました。

セミナーでは、特産品を使った新商品の成功例が紹介され、美咲町が特産の米や卵を生かして「卵かけご飯」を名物として開発し、効果的な広報によってマスコミにも取り上げられて売り込みに成功した事例が紹介されました。

このあと、会場では県内の特産品を活用して開発された新商品を紹介する7つのコーナーが設けられ、商品の説明会が行われました。

このうち、真庭市の特産の青大豆で作ったきなこは、緑色をしていて砂糖を加えなくてもほのかな甘みがあるのが特徴で、訪れた人が開発の担当者から商品の特徴や商品化の経緯などを聞いていました。

岡山商工会議所の担当者は「このような交流会を活用して県内だけでなく全国的な知名度がある商品の開発につなげて欲しい。」と話していました。