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臨床研修の見直しへ検討会 地方の医師不足解消狙う 厚労省と文科省(08/26 07:16)患者に信頼される医師の養成を目指し、厚生労働省は二十五日、臨床研修制度を含めた医学教育全般を見直すため、文部科学省と合同の有識者検討会を設置する方針を明らかにした。地方の医師不足の一因とされる臨床研修制度も抜本的見直しを検討する。検討会は来月にも発足、早ければ年度内に意見をまとめる。 新人医師に義務づけている臨床研修制度は二〇〇四年度に始まったが、研修生が都市部の病院に集中して、地方の医師不足に拍車を掛けたとの指摘が強い。 このため臨床研修について、厚労省が来年度から各大学病院に独自プログラムの設定を容認するなど、すでに一部見直しに着手している。さらに抜本的な見直しを目指し、検討会で地方に研修生が集まる制度の在り方などを集中的に議論し、一〇年度以降の研修に反映する考え。 検討会では臨床研修だけでなく、大学の医学部教育の内容や、臨床研修を終えた後のトレーニングまで医師の養成過程全般を議題にする。 政府は医師不足対策として医学部定員増員の方針を打ち出しているが、同省医政局は「研修面からも医師不足解消の方策を探りたい」と話す。 |
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