千葉県教委は20日、教え子の女子中学生に交際を迫るメールを6カ月間送り続けたとして、同県市原市立中学校の男性教諭(38)を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。
県教委によると教諭は06年7月ごろ、学級担任をしていた1年の女子生徒と携帯メールの交信を開始。07年12月ごろから「付き合うまで口説くよ」「おれと付き合ったら離れられないよ」などと恋愛感情を表現したメールを、多い時には1日10通も送った。教委の事情聴取に教諭は「友だち感覚の軽い気持ちで送ってしまった」と話しているという。
08年6月、交信を知った生徒の保護者が学校に相談し発覚。生徒は発覚後4日間、学校を欠席した。教諭は発覚後に自宅謹慎し、7月から市教育センターで研修中という。【中川聡子】
毎日新聞 2008年8月20日 19時30分