先月のバージニア工科大学で起きた痛ましい銃撃事件以来、海外のメディアではまたまたビデオゲームとの関連性を巡って、いよいよヒートアップしているのですが、今度は同じアジア系の留学生がCounter-Strikeの身近なMODマップを作っていることで咎められ、テキサスの高校から追い出されてしまったみたい。

この中国人の高校生は、自分の学校を舞台にしたCounter-Strikeのマップを作り、友人達とプレイするためにアップロードしていたことが親達の訴えで明るみに出て、なんと警察が"テロの脅威"と騒ぎ出す事態に…

少年は警察の家宅捜索を受けることとなり、部屋からはCounter-Strikeの自作MODと共に、なにやら刃物も出てきたんだとか。結局、彼はこの件で一時学校を追い出され、別の更生施設へ通わされるハメになってしまいました。アメリカでは来月に迎える高校の卒業式を目前にして、このままだと式に出席できなくなっているんだそう。

これ、どうしてもバージニアの事件を連想してしまう、Counter-Strikeをプレイしていたアジア人留学生ということで、その後彼の母親や当地の中国人コミュニティーの間からは、過剰反応だと大きな反発も呼んでいるようです。

ちなみに警察の命令により、彼のコンピュータからはそのマップやゲーム自体も削除することになりました。ローカルな地元をコンピューターで再現するのなんか、自作MODならではの楽しみでもありそうなのですが、昨今の目線は厳しいみたい…。

それにしても毎回思うのですが、Counter-Strikeの主人公（？）はタイトルからしてテロリストじゃなくてテロリストを倒すゲームなんですけど。そんなの全然お構いなし！？
(ソース： Joystiq: “Student arrested for making a map of his school”) (イメージ： Flickr)

　
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