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次世代機10大パブリッシャー対決!意外な結果の海外レビュー評価ランキング

by Miu @ 2008/5/24 23:30


海外では長くパッケージに用いられた高品質の証、ニンテンドー公式ライセンスロゴSeal of Quality

次世代と呼ばれたゲーム機もそれぞれ発売から1年半以上が経って、さすがにそろそろ現役世代かも。これまでに発売された多くのソフトでは、果たしてどのメーカーが世界で一番評判が良かったのか……。

多くの話題を集めた次世代ゲームたちもここらで一度、通信簿。最近では、SteamやXbox Liveアーケードの評価に使われるなんて話もある、多くの海外サイトからレビューを集めて集計した、おなじみMetacritcの平均スコアを利用して、アメリカのリサーチ会社Electronic Entertainment Design and Researchが、世界を代表する10社のメガパブリッシャーを調査しています。

* * * * * * * * *


グラフでは下に行くほど高得点。少々見づらいので、以下のブランド名のリンクから、Metacriticを直接検索してみました

1位: Nintendo 全ソフトの平均評価76点(最高97〜最低45)

海外でもWiiの高評価ベスト10の内5本を占め、今回も1位に輝いたのはやっぱり任天堂。ただ少数精鋭のためか、発売したソフト全体では意外にばらつきがあったみたい。一体下の方は何だったのか見ると、なぜか海外での販売を担当したらしい日本の初期ソフトEscape from Bug Island(ネクロネシア)が37点、Donkey Kong: Barrel Blast(ドンキーコング たるジェットレース)の46点等が痛かった模様。

2位: Microsoft 全ソフトの平均評価75点(最高94〜最低38)

続いて2位になったのはGears of WarやHaloはもちろん、Mass EffectからViva Pinataまで、海外では意外に幅広いジャンルが上位に入るMicrosoft。逆に、足を引っ張ったのは、これまた日本製タイトルの海外販売Vampire Rainの38点、Fuzion Frenzy 2やTenchu Z(天誅 千乱)などなど……。

3位: Take-Two 全ソフトの平均評価75点(最高96〜最低39)

そして3位に入ったのは、ただいま色々話題のTake-Two Interactive。パブリッシャーとしては2K Gamesや2K Sportsなどと、Rockstar Gamesブランドのトータルに。先月、過去世代との比較でも、あの時のオカリナなどを抜いて各サイトから史上最高の評価を獲得したGTA4は、新しすぎてどうやら対象外。それでも、上位には評判のBioshockやOblivionにスポーツゲームが並び、幅広いラインナップ。

4位: Electronic Arts 全ソフトの平均評価74点(最高96〜最低51)

一方ソフト数ではやっぱりぶっちぎりだったのが、4位に入ったご存知Electronic Arts。The Orange BoxやRock Bandなどが昨年は高い評価でしたが、数が多い割りに意外と飛びぬけて酷かったソフトも少ないようで、結構安定した成績。

5位: Sony 全ソフトの平均評価74点(最高88〜最低53)

5位は、ファーストパーティとして欧米で存在感を示しているSony Computer Entertainment。これまでのところRatchet & Clank Future(現在は89点)やUnchartedが最高点で、逆に足を引っ張ったのはというと、こちらはLairやGenji 2。パッケージソフトに絞ると、まだ発売されたタイトル数自体が少な目のため、2008年度の結果に期待。


各社ごと最高評価と最低評価の広がりと平均点。以下、少々差が開いた第二グループの6位から10位まで一気に

6位: THQ 全ソフトの平均評価67点(最高81〜最低53)

7位: Activision 全ソフトの平均評価67点(最高94〜最低36)

8位: Sega 全ソフトの平均評価67点(最高88〜最低34)

9位: Ubisoft 全ソフトの平均評価65点(最高90〜最低38)

10位: Midway 全ソフトの平均評価63点(最高86〜最低37)

* * * * * * * * *

今回は各パブリッシャーから発売された、据置の次世代コンソール向けタイトルを対象に、通常のパッケージソフトの価格であるWiiの$49.99からとすることで、初めから極端に安く設定されている一部のバジェットタイトルや、主にダウンロード専用のゲームは基本的に除外されているようです。

こうしてグラフにしてみると、パブリッシャーによって当たり外れのばらつきにはある程度傾向がありますが、発売されたソフト全体を対象に平均的な出来を計ると、思ったほど実際は大きな差が出ず、今回のデータを調べた調査会社の役員も、意外な結果だったと分析されているようです。
(ソース: Kotaku: “The Big Publisher's Metacritic Averages”, Gamasutra) (グラフ: EEDAR)

 
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