海外ゲーム雑誌の今と昔…貴重な創刊号と現在を今こそ比較大特集!
毎号毎号、ちょっとユニークな付録に楽しみだった体験版、そしてページを開くごとに新作ソフトへの憧れがぎっしり詰まっていた、あの頃のゲーム雑誌たち。今週海外サイトのGames.netでは、今も続く人気雑誌の貴重な創刊号と最新号を比較する特集記事が組まれ、当時を知るファンの間でちょっとした話題となっています。
近年海外では、話題が出るたびに苦境が伝えられるようなニュースも続き、いよいよ大きな変化の時を迎えている海外ゲーム雑誌の今と昔。今日は、日本でもそれなりに名前の知られた各ジャンルの代表(すべて北米版のみ)を中心に、ここから有名誌をまとめて一挙にご紹介。
1981年、11/12月創刊号
現在も続くゲームメディアの歴史的な草分け。素晴らしいことに最初の100号、11年分がただいまPDFで公式に公開中
第279号、現在
ちょっぴりスノッブな伝統あるPCゲーム誌も、昨年GfWブランドのオフィシャルマガジンとして再出発することに
スクリーンショット世界初公開: F.E.A.R.再び!Project Originインタビュー
独占公開: Dawn of War Soulstorm エキスパンション登場!
10点満点! Bioschock, レビュー: World in Conflict, プレビュー: Far Cry 2…
1994年5/6月、創刊号
500頁を超えたこともある黄金時代を築いた、懐かしの大型誌。名物のデモディスクは当時1.44MBのフロッピー
特集: 未来はここに!
世界初公開!Bioforge: 動くインタラクティブムービーがついに
Doom: 一体何が僕の人生を狂わせたか
Theme Park: PopulousとSyndicateのクリエイターが贈る限定デモが収録!
第168号、現在
ここ数年大幅な模様替えを繰り返した末、メディアを乗り換えてきたデモディスクは、とうとう付属しなくなったそう
独占レビュー: Hellgate London〜ゲームで使えるペットのパスワード入り
PCを直撃!: Guitar Hero III
新登場: Operation Flashpoint 2, Simcity Societies…
1988年7/8月創刊号
海外でも特に成功した公式マガジンの代名詞、実は当時日本の徳間書店(ファミマガ?)がフォーマットに協力したそうな
無料ポスター付き!NESプレイヤーに贈る、プロゲーマー直送の情報発信源
Super Mario 2: 20ページ大特集
Zelda II (リンクの冒険): 詳細レビュー
50以上のプロテク一挙大公開
第221号、現在
近年はそうした日本風のキッズテイストから脱却が求められているそう。伝統誌も、今後は他社からの出版で生き残りへ
特集: Final Fantasy XII Revenant Wings
サバイバルガイド: Metroid Prime 3
レビュー: 最高のDSゲーム? The Legend of Zelda Phantom Hourglass
プレビュー: 青い稲妻再び! Sonic Riders: Zero Gravity
1997年9月、創刊号
通称PSM、当時は独立誌としてコミックやメモリーカードシールなどカジュアル路線で成功に
創刊第1号: 革命はここから始まる!
Final Fantasy VII: 10ページガイド+攻略カード入り
特集: プレステソフト全攻略コード
話題の新作: Crash 2, Castlevania, Tomb Raider 2…
第130号、現在
お堅いライバルのオフィシャルマガジン亡き後、大人向けへと大変身。新たな公式誌として、こちらも次回再出発へ
独占公開 Turning Point: 戦史を変える、ゲームの詳細がここに!
Rock Band: 本当に$200の価値があるのか、箱を開けて全部見せます!
特集: ゲームデザインの生ける伝説、Sid MeierがPS3を語る
2001年11月、創刊号
これまた現Future Publishing系列が手がける専門誌、通称OXM。今後は3大オフィシャルマガジンが一手に
究極のXboxガイド!
特集: Xboxを手に入れる70の理由
全てのXboxゲーム詳細ガイド!: Dead or Alive 3, Halo, Amped(天空)…
コンプリートローンチガイド、フットボールの未来…
第77号、現在
真正面からネットワークに押されるも、実は今でも物理メディアのデモ版入り。雑誌限定版が話題になることも
独占レビュー: Call of Duty 4〜今年最高の爆裂シューターに最終結論
驚きの公開第一弾: Ninja Gaiden 2〜次なる大作アクションの激烈新情報
予算別HDTVゲーマーズガイド、次世代ゲーム$60のコストを探る…
1989年2月、創刊号
こちらはZiff Davis系列、EGMの略称で通る総合誌の雄も、最初はやっぱりNESブームから誕生
ニンテンドー・セガ・アタリ〜ビデオゲームの全て
1989年バイヤーズガイド: Simon's Quest (ドラキュラII), Thunder Blade…
コレクター特集号: 1989年ゲームオブザイヤー、新型ハードプレビュー
第221号、現在
現在は総合サイトの1UPでもおなじみ。やはり年齢層の上昇と共に、近年は英Edgeみたいなオシャレ路線も
No.1ビデオゲームマガジン!
スクリーンショット初公開: Saints Row 2
独占プレビュー: Wheelman, Uncharted Drake's Fortune
特集: Wiiに溢れる微妙なゲーム達のワケ
1991年秋、創刊号
後に世界最大部数を誇るようになるゲーム雑誌も、初めはミネソタのゲーム屋さんで作られた16ページの小さな会報誌
ホットな新作レビュー: De-Cap-Attack(マジカルハットの〜), Micro Machines…
特集: Game Genie大論争(※ハードウェアチートキーの元祖)
マシンを長持ちさせる一番の方法
スーパーソニックになるコツ大公開
第175号、現在
日本では珍しい形式ながら現在も小売り大手のGameStopが発行しており、お店のキャンペーンにも度々登場
独占レビュー: Mass Effect
世界初公開: Brutal Legend〜Tim Schafer (Psychonaut)の奇妙な世界。
1994年春、創刊号
最後はこんなのも。かつてメジャーだった、Video Games & Computer Entertainment誌が四分五裂
チートコード/パスワード/裏技/攻略!
最高のゲームを楽しむ、最高の攻略情報誌
第152号、現在
こちらも紆余曲折の末、かろうじて現在まで続いているのは、この路線のみになったそう
クリアできなきゃチートせよ。5,000以上の秘技コード入り!
Bleach: 伝説的なデベロッパーのトレジャーが贈る、あの人気アニメがDSに
Dynasty Warriors Gundam: 次世代モビルスーツ無双!
(ソース:Games.net: “Game Magazines: Then and Now”)
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