生体肺移植手術を受け無事退院、病院関係者から花を贈られる本田夢乃ちゃん=25日午後、京都市左京区の京大病院 肺移植の7歳女児退院 京大病院京都大病院で6月、閉塞性細気管支炎のため、母親(35)からの生体肺移植手術を受けた愛知県豊川市の小学1年、本田夢乃ちゃん(7)が25日、無事退院した。 京大病院は2006年3月、脳死肺移植手術をした女性=当時(30)=が死亡した事故以来、肺移植を全面的に自粛。再開へ向けて手術時の態勢を整え、夢乃ちゃんの治療で約2年3カ月ぶりに再開した。 夢乃ちゃんは入院中の7月7日に誕生日を迎えた。リハビリを受けて順調に回復しており、10月にも登校できるという。 執刀した呼吸器外科長伊達洋至医師は「肺移植チームが力を合わせ、夢乃ちゃんが頑張った結果」と笑顔で退院を見守り、夢乃ちゃんは「うちに帰ったら、シチューやグラタンを作って食べたい」と無邪気に話した。
【共同通信】
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