来場者に猫顔メーク、ボランティアら練習　９月２７−２８日に瀬戸で招き猫まつり

　かわいい猫に変身させます−。瀬戸市で９月２７、２８両日に開かれる「第１３回来る福招き猫まつりｉｎ瀬戸」で、来場者に猫メークを施すボランティアが、練習を重ねている。今年は瀬戸窯業高校の生徒たちが初めて参加。おもてなしの腕を磨き、本番に備えている。

　猫メークは２００５年からスタート。人気が高く、昨年はメークをする場所を５カ所に増やし、スタッフとしてボランティアの市民も参加。延べ１７３０人の来場者が楽しんだ。

　本年度はさらに場所を６カ所に増やした。スタッフも充実させようと、同高校デザイン科にボランティアを呼びかけたところ、１１人が参加することになった。

　２２日、同市の銀座通り商店街にあるカフェ「マイルポスト」で研修会が開かれ、同校の生徒や市民ら１７人が参加。市内の美容院スタッフから指導を受けながら、ボディーペイント用の顔料で、愛らしい猫顔に仕上げていった。

　参加した同校１年生は「以前から猫メークは楽しそうだなと思っていた。実際は意外に難しいけど、もっと練習して、お客さんをかわいくしてあげたい」と笑顔を見せていた。

　（今村節）