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2008/08/25

プロの女郎買い

ゴーゴーバーの経営人類学―バンコク中心部におけるセックスツーリズムに関する微視的研究 ゴーゴーバーの経営人類学―バンコク中心部におけるセックスツーリズムに関する微視的研究
価格:¥ 2,730(税込)
発売日:2004-01

女を買うのにプロもへったくれもないもんだが、まぁ、そんな話です。

バンコクでは、女というのはあちこちで買えるわけだ。おいらの事務所はランナムという通りにあるんだが、近所には有名な500人トルコというのがある。今はトルコとは言わないな。ソープランド。バンコクではマッサージ・パーラーと呼びます。一度だけ見物に行ったんだが、本当に500人、ガラスの向こうに並んでました。500人並ぶという事は、1000人は女の子を抱えているという事ですね。胸の番号札は900番台まで確認してます。タクシーとか乗ると「マッサージ?」と聞かれるのがコレです。観光客ばかりじゃない、ジモティも買いに行きます。早い時間に行かないと美人からいなくなります。女郎買いに行くとなると、みんな午後になると仕事が手につきません。5時になると同時にタイムカード押して会社を飛び出します。




マッサージ・パーラーは小さな店もありますね。深夜なんぞにポン引きが案内するような店は、元が酷いばかりか美人から売れてしまうので、売れ残りは悲惨な事になっておりまして、酔っぱらっていても勘弁願いたいというレベルです。まぁ、見るだけならタダなので、冒険好きの方はどうぞ。ちなみにタクシーは客を連れて行くとマージン貰えるわけだ。ガソリン券だったりするんだが、なので、マッサージ・パーラーまでの運賃は交渉次第で無料になります。

観光客にお馴染みなのはゴーゴーバーです。ゴーゴーバーというのはバンコク特有の風俗で、パッポン、ナナプラザ、ソイカウボーイと限定された場所にしかないです。客は白人をはじめとして外国人ばかり。パッポンが格式高いです。ソイカウボーイとかナナプラザは場末です。場末は場末で面白いんだが、騒々しいのがちょっとね。ビキニのネーチャンがクネクネと踊ってます。店によっては全裸のネーチャンが踊ってる事もある。ネーチャンは売春婦なので、店に連れ出し料を払って買えます。以上、マッサージ・パーラーとゴーゴーバーが公認された売春婦です。一応、エイズ検査もしているらしいが、当てにしない方が宜しいかと。

非公認のモグリ娼婦は、もっといっぱいいます。日本人に馴染みのあるところではタニヤのカラオケバーの女の子というのも売春婦が多い。店によるんだが、連れ出し可の店というのがソレで、中には観光客向けに日本円で「一万円ポッキリ」で飲み代からアフターまで面倒見てくれて、アンケート用紙まで配られるシステマチクな店もあるようです。ヤクザが仕切っているのでトラブルは少ないです。ただし、タニヤでは女の子の連れ出し出来ない店も多い。日系企業の支店長クラスが毎晩飲みに来るような店だと、お目当てのネーチャン口説くのにホンダかトヨタを買ってやる必要があります。ひと晩いくらでは買えないです。

日本で言う「風俗」みたいなモノは、バンコクにはほとんどないです。安い売春婦が死ぬほどたくさんいる街なので、半端な風俗が成立する余地はないわけだ。そのかわり、売春はどこにでもある。スッポン屋売春というのがむかしあったんだが、スッポン鍋を食わせる店で、なぜか掘り炬燵みたいになっていて、女の子の指名が出来る。かいがいしくスッポン鍋の世話してくれて、上もスッポン、下もスッポンという、これで500バーツなのでウハウハというヤツだったんだが、ジモティ向けですね。あと、警察官が好きな風俗で「風呂に入りながら酒飲んで中華料理食って、美人三助が背中流してくれる」という忙しいのもあったらしい。話聞いただけだが。いずれにせよ、スッポン娘も美人三助も売春婦以外の何者でもないので、つまり、モグリの置屋です。こういうゲリラ的売春はあちこちにありそうだ。

ニューカッスルに石炭を売りに行くという言葉があるんだが、これだけ売春婦の多い街、バンコクに、わざわざ身を売りに来るヤツもいるわけだ。最近ではウクライナとかの東欧系金髪娘が人気で、高く売れるらしい。華僑の金持ちが喜んで買ってます。こういうのはエスコートというヤツで、電話一本で駆けつける、いわゆるコールガールだね。フリーペーパーに広告がたくさん出てます。で、買うヤツがいるから売るヤツが多いのか、売るヤツが多いから買うヤツが来るのか、世界中から女を買いに旅行者がやって来るわけで、とりあえず
バンコクは世界一の売春街なのは間違いなさそうです。

コメント

>パッポンが格式高いです。ソイカウボーイとかナナプラザは場末です。
ちょと情報古くないですか?
今の女の子の美人度では ナナ>ソイカ>パッポン って感じです。
パッポンなんて通りの観光客が多いだけですよー。
MPで女の子500人ってのも超オーバー!

野次馬さん釣好きですね(笑)

ソイカではぱっつんが天井から降ってくる店があったな。
ナナは確かに若い娘が多い。
売春婦は、あんまり格式高くない方が有難いもんだがね。

興ざめなコメント・・・
やめてよね。

>ゴーゴーバーというのはバンコク特有の風俗で、
言い切っちゃってますな。最初に出来たとかならわかるけどw
東南アジアで米軍基地があったり、戦後に抑えてきたところならあるけどなぁ。

チェンマイにはゴーゴーバーはないんだよ。

>バンコクは世界一の売春街

であれば、ハニー・トラップにも世界一寛容なのでしょうか?タイ人のタイ要人に対する風向きは如何でしょうか?

数年前のチェンマイ、ゴーゴーバーは2件あったけどつぶれました?希少価値について考えさせる店でした。

好みの若いねえさんがスラリとした足の上に位置する太ももをすりつけてきたのですが、エイズが多い地域でいることとねえさんが話すときニンニクの入った料理を夕食に食べていると判別できたことが私のやる気を減退させていたのでそこまででした。残念でした。

ところでこの本、経営人類学と書いてあるので、すけさんたちには手が出にくいのですが、「ゴーゴーバー嬢がおっさんを操る事情」というサブタイトルがあれば売れ行きもう少しよかったかも。覚めさせてくれます。

この本を読めばゴーゴーバーでショートもできない費用で彼女たちの事情がわかります。学者の活動がわれわれに直接役立つことはほとんどありません。
稀少な例です。すけさんにとっての希少価値について考えさせる本です。著者が本質的に学者かどうか疑わせるほど現場主義に徹しています。

アマゾンの書評を読んでちょんまげ。

http://www.amazon.co.jp/review/product/4839601674/ref=dp_db_cm_cr_acr_txt?_encoding=UTF8&showViewpoints=1

タイのメロドラマには必ず「ミヤノイ」ってぇのが出て来るんだが、まぁ、オメカケさんだな。金持ちは必ずメカケを囲っているもんだよ。

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