2008年8月24日 21時6分更新
日本の伝統文化に触れてもらおうと、茶の湯の作法を学ぶ催しが赤磐市で開かれ夏休みの子どもたちが挑戦しました。
この催しは、茶の湯の裏千家のグループが開いたもので、事前に申し込んだ岡山や広島の子どもとその保護者など合わせておよそ200人が参加しました。
会場の赤磐市の山陽ふれあい公園の研修室には、茶席に見立てて赤色の敷物が敷かれ、子どもたちがグループに分かれて順番に茶の湯の作法を体験しました。
はじめに子どもたちは正座をして姿勢を正し、箸の使い方や礼の仕方など教わった後、菓子をいただきました。
そして実際に抹茶をたててみますが、茶の湯の体験は初めてという子どもがほとんどで、うまく泡がたちません。
それでも、お茶をきれいに泡立てるには、算用数字の1を書くように茶せんをまわすのがコツだと教わり、真剣な表情でお茶をたてていました。
参加した子どもの1人は「少し緊張したけれどとても楽しく、またやってみたいです」などと話していました。