2008年8月24日 21時6分更新
岡山県倉敷市で10年間にわたって行われてきたトライアスロン大会が、ことしで最後となり、全国から集まった選手たちが熱戦を繰り広げました。
この大会は倉敷市児島地区の住民などが活気ある町づくりを進めようと始めたもので、住民の高齢化などのため10回目のことしが最後の大会となりました。
北は栃木県から南は沖縄県まで17歳から69歳までの男女あわせて617人が参加し、はじめに児島競艇場で1点5キロの水泳にのぞみました。
続いて選手たちは、自転車、それにマラソンで鷲羽山や瀬戸大橋のたもとなど起伏の激しいおよそ50キロのコースに挑戦しました。
沿道には地元の高校生などおよそ3200人のボランティアや選手の家族がかけつけ、声援や拍手を送っていました。
優勝したのは倉敷市の高橋泰夫さんで、2時間8分54秒のタイムで3連覇を成し遂げました。
高橋さんは「大会が終わるのは残念ですが、最後は待っていた息子と一緒にゴールでき、ほっとしています」と話していました。