夏休みも残り1週間。都城市高崎町では、24日、ジュニアトライアスロン大会が開かれ、小学生たちが体力の限界に挑みました。大会には、4年生から6年生までのおよそ30人が参加。子どもたちは、時折、辛そうな表情を見せながらも、家族らの声援を受けて、懸命にゴールを目指していました。(参加した児童は)「すごく辛かったです」「バイクの坂のところがきつかったです」
県総合博物館では、24日、子どもたちが、採集した昆虫や植物などの名前を調べる恒例の催しがありました。自由研究を仕上げるため、訪れた小学生たち。専門家と一緒に、顕微鏡を覗き込んだり、図鑑と見比べたりしながら名前を確認すると、満足そうに笑顔を見せていました。(子どもたちは)「(Q草花を集めた理由は)おもしろそうだったから。名前が詳しく分かって良かった」
宮崎市では、24日、英語の弁論大会が開かれました。大会には、県内の中高生13人が参加し、身振り、手振りを交えながら、将来の夢や国際協力などをテーマに、意見を発表。いずれも流暢な英語で、審査員にアピールしていました。大会の最優秀者は、副賞として、海外でのホームステイを体験することになっています。
食用カンショの全国有数の産地となっている串間市では、24日、いも掘り大会が開かれました。家族連れなどおよそ300人が参加し、30アールの畑で、赤紫に色づいたカンショを、一つ一つ掘り起こしました。そして、いも掘りに汗を流した後、参加者たちは、天ぷらなどのいも料理に舌鼓を打っていました。
22日16年ぶりに噴火した霧島山の新燃岳は、火山活動に大きな変化はみられませんが、24日も噴煙が上がっています。鹿児島地方気象台によりますと、新燃岳は、24日、火口の内側と外側で白い噴煙が確認されていて、その高さは、700メートルに達しているということです。火山性微動は、24日は、午後3時現在で、発生していません。火山性地震の回数は、23日に比べ、さらに減っていますが、通常より、多い状態が続いています。気象台では、火口周辺への立ち入りを規制する警報を継続して、注意を呼びかけています。
都井岬の夏を彩る伝統の火まつりが、23日夜行われ、たいまつの炎が夜空を焦がしました。火まつりは、その昔、農作物を食い荒らす大蛇を、火攻めで退治したという地元の伝説にちなんで、毎年、行われている伝統行事です。会場では、まつりのクライマックスの前に、特設のステージで、郷土芸能などが披露され、訪れた見物客を楽しませました。そして、岬が暗闇に包まれると、地元保存会のメンバーが登場。大蛇に見立てた柱松の一番上にある扇の的を目がけて、たいまつを豪快に投げます。そして、およそ25分後、ようやくたいまつが命中。仕掛けられた花火の炎が勢い良く上がると、見物客たちが、盛んに拍手を送っていました。
24日早朝、宮崎市の国道で、軽乗用車を運転中、前を走っていた車に追突し、運転手にけがを負わせたまま、逃げていた男が、警察に逮捕されました。自動車運転過失傷害などの疑いで逮捕されたのは、新富町富田東の農業、長友淳容疑者28歳です。警察の調べによりますと、長友容疑者は、24日午前5時半すぎ、宮崎市島之内の国道10号線で、軽乗用車を運転中、前を走っていた軽乗用車に追突し、運転していた66歳の男性に、軽いけがを負わせたまま逃走した疑いです。長友容疑者は、事故から、およそ1時間後、母親と一緒に現場に戻って来たところを、自動車運転過失傷害とひき逃げの疑いで、警察に逮捕されました。調べに対し、長友容疑者は、「酒を飲んでいたので、ばれるのがこわかった」と、供述しているということです。