国際ニュース検索

北朝鮮、腹持ちの良い「大豆麺」開発

  • 2008年08月24日 00:02 発信地:ソウル/韓国
  • 写真
  • ブログ

関連写真 1

北朝鮮の国営朝鮮中央通信社(Korean Central News Agency、KCNA)が配信した、人民軍第669部隊を査察した際に拍手する金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記(2008年8月12日提供、撮影日不明)。(c)AFP/KCNA via KNS

  • 記事をクリッピング
  • 写真をブログにつかう

【8月24日 AFP】在日朝鮮人が発行する「朝鮮新報(Chosun Sinbo)」の電子版は23日、この10年で最も深刻な食糧不足に直面している北朝鮮で、画期的な「大豆麺」が新たに考案されたと伝えた。

 同紙によると、北朝鮮教育省の研究機関が大豆とトウモロコシの粉を混ぜて麺を作ることに成功したという。

 北朝鮮では、大豆は主食として消費されておらず、豆腐やもやしが付け合わせとして食卓に乗る程度だ。

 この「大豆麺」は、北朝鮮で消費されている従来の麺と比較して、タンパク質が約2倍、脂質が5倍含まれており腹持ちが良いという。

 これまでの研究では、大豆にはでんぷんが少なく麺には向かないとされていたが、技術革新によって問題が解決されたという。

 製麺工場や企業、政府機関の従業員や職員に加え、主婦らも研究所を訪問して新開発された麺について学んでいるという。

 最近の調査によると、北朝鮮では人口の半分が食糧を探し回らなければならず、食べられる草や木の根をかじって飢えをしのいでいる人々もいるという。(c)AFP

関連写真

このニュースをソーシャルブックマークに登録する

  • みんトピに投稿
  • Buzzurlに追加
  • newsing it!
  • トピックイットに投稿する

この記事の前後のニュース

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ