野球、サッカー男子を批判 日本選手団長の総括会見【北京24日共同】北京五輪日本選手団の福田富昭団長は24日、北京市内で総括会見し、プロ選手をそろえながらメダルを逃した野球やサッカー男子などの団体球技について「強い選手を五輪直前に集めてちょっと練習すれば勝てるなんて甘いものではない。1年以上前から五輪チームを組織し、合宿をして連帯感を持たないと勝てない」と批判した。 また、野球とマラソンが選手村に滞在しなかったことに、福田団長は「選手は原則的に選手村に入らなければ駄目。競技団体が特別扱いしている。大いに問題がある」と述べた。マラソンで男女1人ずつ欠場者が出て補欠も出場できなかったことには「北京に入ってから(故障者の)情報を聞いた。補欠の手続きも間に合わない」と日本陸連の情報伝達に苦言を呈した。 大会を通じ金9、銀6、銅10でメダル総数25個となった成績について、同団長は「選手たちは一生懸命戦ってくれた」と一定の評価。「金2けた、総数30個以上」という目標達成はならなかったが、競泳男子平泳ぎで2大会連続2冠を獲得した北島康介(日本コカ・コーラ)や初優勝したソフトボールなどの活躍をたたえた。
【共同通信】
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