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メタボ健診 測り続けて「医者丸儲け」

●こんなこと、やってるのは日本だけ!

 ほらみろ! やっぱりそうだったじゃないか。日本のメタボ健診では腹囲は必須条件で、85センチ(男性)を超えているかどうかが“最重要項目”のように扱われてきた。これが国際統一基準から外れることになった。

 もともと、腹囲は体形によってバラツキが大きく、1つの数字でアウト、セーフを決めるのは科学的でないといわれてきた。今後は、男性は「善玉コレステロール40mg/dl未満」「中性脂肪150mg/dl以上」「血圧85―130mmHg以上」「空腹時血糖値110mg/dl以上」「腹囲が目安以上(人種によって違う)」のうち、3項目に該当するとメタボというあたりが国際基準になりそうだという。

 ところが、日本だけがこの国際統一基準に参加しないというのだ。

 日本のメタボ基準作りの中心となった日本肥満学会も、「日本の基準は正しく、変える必要はない」として、今後も「腹囲測定」を続ける予定だ。

「医学的に意味がないのに、おなかにメジャーを巻いて一喜一憂している」と欧米からヤユされていることをなぜ続けようとしているのか――。

「巨額のカネが動いているからです。まず、健診と指導だけで2800億円超の医療市場が生まれ、ここで糖尿病や心臓疾患が発見された人の医療費、食事、医療機器などを含めると、7兆5000億円という巨大なマーケットになります。スタート前から、メタボ健診は厚生労働省、医者、病院、医療関連メーカーが、健康な人を病人に仕立てて儲ける国家的詐欺といわれていました。腹に巻き尺を当てるだけで病人を“つくれる”のですから、こんなおいしい商売はありません」(医療ジャーナリスト)

 腹回りを測るだけなら、医者も看護師もいらない。パートのおばさんでできる。人件費がかからず儲けは大きい。国際基準を無視して、医者や病院が国民の腹を測り続けるのは銭勘定なのだ。しかしその分、税金や医療費という形で国民がむしり取られているということ。もう、メタボ健診なんて行くのやめませんか。

(日刊ゲンダイ2008年8月21日掲載)


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