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恥ずかしい試合だけど、お疲れさま 星野J成田に帰国
北京五輪の野球で悲願の金メダルを得られず4位に終わった「星野ジャパン」の選手らが24日夜、帰国した。成田空港に集まったファンは「お疲れさま」「よくやった」と暖かい声援でナインをねぎらったが、人出は前日のソフトボール代表の半数以下となる約300人。横断幕などもなく、寂しい出迎えとなった。
星野仙一監督(61)を先頭にナインが現れると、拍手が起こった。準決勝と3位決定戦でエラーしたG・G・佐藤(30)には「気にするな」と励ましの声もあり、ヤジや罵声(ばせい)は飛ばなかった。星野監督や選手は一様に硬い表情で、声援に応えることもなく無言で立ち去った。
東京都練馬区の会社員、田幡年式(としのり)さん(55)は「恥ずかしい試合だったから腹が立ったけど、本人たちを目の前にすると『お疲れさま』って言っちゃったよ」と苦笑いを浮かべていた。