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「排気量」から「CO2排出量」へ 経産省が自動車税制の変更検討 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:くるま
地球温暖化対策を進める欧州では、すでに英国やフランスがCO2を基準にした自動車税制を導入している。来年1月から導入するドイツではCO2排出量を基準として、排出量が少ないほど税金が安くなる仕組み。走行1キロメートル当たりの排出量が100グラム未満の自動車には、自動車税を免除し、燃費のよい中小型車やハイブリッド車への移行を促す計画だ。
日本でも燃費向上を促すため、グリーン税制が導入されており、排気量などをもとにした目標燃費を15%以上上回る自動車には自動車税などの軽減措置を講じている。しかし、経産省ではCO2排出を削減するには自動車税の抜本的な見直しが必要と判断し、今後、関係方面との協議を急ぐ方針だ。