ブロードバンド(高速大容量)通信の契約件数で光ファイバー回線がADSL(電話線を使ったデジタル高速通信)を初めて上回った。2001年に始まった光回線は6月末時点で1300万件を突破。通信各社がインターネットと電話、映像配信の融合サービスを強化していることも普及を促し主役交代となった。
3月末に約1215万件だった光回線契約数はNTTグループ、KDDIが3カ月で計90万件増やし、6月末に1300万件を超えたもよう。日本の光回線普及率(人口ベース)は10%強に達した。ADSLは06年3月末をピークに減少し、6月末は1250万件以下とみられる。
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