後援会パンフレット
後援会パンフレットは、企業の営業職でいうところのカタログです。
候補者は、こういうひとで、こういう政策を持ち、実行しようとしています。こういう市にしようとしています、と有権者に説明し、買って(投票して)もらうものです。
では、どのようなものを作ればいいのか?
小さいと情報量が限られます。かといって、数ページのものを作ると、コストもかかりますし、持ち運びが大変になります。
А4を三つ折りにしたものがスタンダードです。
あまり変なサイズにすると、印刷、裁断がややこしくなり、コスト高になります。
どうも、具体的なイメージがわかない、という方は、一度、現職の国会議員か県会議員の事務所に、一有権者のふりをして行けばいいでしょう。だいたい、入ったすぐ、目につくところに後援会パンフレットが置いてあります。
また、検索サイト「グーグル」で「後援会パンフレット」とイメージ検索すれば、いくつかヒットします。
スタンダードな形は、
三つ折りになった状態での表紙に、候補者の写真、名前、そして、キャッチフレーズ
裏面には、経歴と連絡先、そして、よくあるのが、有名人(国会議員や大臣)と握手している写真です。
また、開いたなかには、候補者の挨拶、そして、政策です。ボランティア活動などをしていれば、ここにその写真をいれるのもいいでしょう。
以前は、パンフレットの一部を切れば、後援会申し込みのハガキになる、というものもよく見かけましたが、切る手間を考えれば、ハガキを一枚、差し込んでおくほうがいいでしょう。
このハガキにいちいち切手を貼っていれば、膨大な金額になってします。
切手は相手に貼ってもらうという手もありますが、料金受取人払いにするのがベストだと思います。
料金受取人払いにするには、集配をしている最寄りの郵便局に申請する必要があります。申請用紙は郵便局にあります。このときに、ハガキの見本も必要です。切手の部分の料金受取人払いの下の数字はまだ空欄でいいです。それと郵便番号は宛名の番号とは別です。事前に問い合わせるか、空欄にしておいてください。仕分け用のバーコードも申請のときにもらえます。
ただ、最近は家庭用ファックスが普及してきましたから、ハガキではなく、ファックス用のフォームをパンフレットに挟むのもいいかもしれません。
料金受取人払いだと、配達のたびに料金を支払うことになるので、これが案外、面倒くさいものです。配達に来る局員さんはお釣りを持っていないことが多いので、常に小銭を準備しておかないとなりません。
料金を郵便局にプールしてもらっておく方法もあるようです。わたしは利用したことがないので、断言できませんが、かなりの金額をプールする必要があったように記憶しています。
なお、このパンフレットの裏面の隅にも【討議資料】の文字を入れておいてください。
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