3分以内にどれだけ多くの金魚をすくえるかを競う大会が24日、金魚の町、奈良県大和郡山市で開かれた。今年で14回目を迎える「金魚すくい選手権大会」は、金魚の生産日本一の大和郡山市が金魚のPRと町おこしのために始めたもの。会場には全国各地の予選を勝ち抜いた小学生や主婦ら2350人が集まり、日ごろ鍛えた腕を競い合った。競技が始まると会場には緊張した空気が流れ、参加者たちは1匹でも多くの金魚をすくおうと真剣な表情で取り組んでいた。また、平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」も応援に駆けつけ、会場を盛り上げていた。大会は午後から決勝戦が行われ、今年のチャンピオンが決まる。 (08/24 11:46)