野球を通じて国際交流を深める目的で行われた大会には、倉敷市内３つの少年硬式野球チームの選手で作る倉敷選抜チームをはじめ、アメリカ・台湾・韓国からも選手が参加しました。開会式では、大会実行委員会の高田省三会長と倉敷市の伊東香織市長が「海外の選手と積極的に交流し互いに研鑽の糧にして欲しい」と挨拶しました。このあと倉敷選抜の妹尾蓮くんが英語を交えて選手宣誓しました。２３日は、倉敷市内４つの球場で１回戦と２回戦１２試合が行われ、高校女子選抜と対戦した倉敷選抜は残念ながら初戦で敗れました。一方、２２日は倉敷チボリ公園で盛大に前夜祭が行われました。会場には全てのチームの選手や監督・コーチが集まり、テーブルを囲んで賑やかに談笑していました。全日本少年硬式野球連盟などでつくる実行委員会では、来年以降もこの大会を続けて欲しいとしています。

これは、大原美術館が毎年夏休みに開催している人気のプログラムです。今回で７回目を迎えたこの催しは、美術館の敷居を下げて美術ファンの裾野を広げるのが狙いで開かれています。今年は全部で１６のプログラムが用意され、大勢の親子連れで賑わいました。大原美術館の分館前では親子を対象にしたダンスワークショップが行われ、野外彫刻と同じ形を体で表現して遊びました。また現在、工事中の新収蔵庫の中を探検しようという「未来の分館ツアー」では今しか見ることができない工事現場を見学しました。大原美術館では「生活の中の一部として美術館を捉えてほしい」としており、これからも誰でも気軽に入れる雰囲気作りに努めていくことにしています。大原美術館のチルドレンズアートミュージアムは２４日も午前９時から午後５時まで開かれます。

今年の倉敷天領夏祭り大会写真コンテストには、倉敷市内外から２７点の応募があり、審査の結果２０点の入賞作品が決まりました。最優秀となる推薦には、倉敷市北畝の内藤清さんの作品が選ばれました。内藤さんは、ＯＨ！代官ばやし踊りに出場した子どもの様子を撮影し、いきいきとした表情と躍動感あふれる姿を捉えたことが評価されました。この倉敷天領夏祭り大会写真コンテストの入賞者の作品は、倉敷市役所１階展示ホールで３１日まで展示されています。