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中国共産党による法輪功学習者を狙った臓器狩りを糾弾するガルシア・ギャロン医師

世界臓器移植協会:医師はみな中共の臓器狩りを知っている

 【大紀元日本8月17日】中米グァテマラからやって来た世界臓器移植協会(The Transplant Society)会員ルドルフ・ガルシア−ギャロン(Rudolf Garcia‐Gallont)医師はシドニーで開催された世界臓器移植大会期間中、本紙取材で、同協会は2年前から中国共産党が法輪功(ファールンゴン)学習者から生きたまま臓器を摘出していることについて高い関心を持ち始め、このことを確信していると非難した。

 *中共の法輪功学習者からの生体臓器の摘出行為を非難

 ガルシア・ギャロン医師によると、2年前ボストンにおいて法輪功問題(中共による法輪功学習者からの生体臓器摘出行為)が提出された後、世界臓器移植協会は行動を採り始めた。医師たちはこの非難告発に対し何の疑問もなかったという。当時ボストンのどの医師も皆この事が本当に起きていると知っており、さらにこれに対し、疑う余地もないことだと皆確信していたという。

 当時、同協会がこの問題を解決するため様々な行動を起こし、特に行動していた一人、移植学会会長のニコラス・ティルネイ氏と世界臓器移植協会国際事務局長フランシスL.デモニコ氏は中国を何度か訪問し、中国衛生部職員と会合した。中国衛生部長・許諾会氏は、法輪功学習者ではなく死刑囚の身体から臓器を摘出するという政策に変更すると答えたという。

 *臓器移植ビジネスを違法とする『イスタンブール宣言』

 ガルシア・ギャロン医師は『イスタンブール宣言』を提案し臓器移植領域のため、世界的な重要法規を打ち立てた。

 「数ヶ月前、世界臓器移植協会はイスタンブールで大型会議を組織した。すべての学術領域(のメンバー)と世界保健機関(WHO)が共同で政策を制定し、我々はこれを『イスタンブール宣言』と名付け、内容はすべての問題に関連しているものである。死刑囚からの臓器摘出だけではなく、全ての臓器売買、臓器移植ツアーなど臓器移植に関連する問題も含まれている。当時、152ヶ国がこの宣言に参与し、WHOはすでにこのネットワークを世界臓器移植方面の政府サイドの意見(態度)とし、すでに正式に成文化されている」

 「今回の世界臓器移植大会中に『イスタンブール宣言』が出された。ならば全ての臓器移植領域のメンバーは世界臓器移植協会のこの問題における立場が理解できるだろう。声明中、臓器売買、臓器移植ビジネスはみな違法だと提言し、臓器を強制的に摘出する行為を容認した国家を糾弾する。また、世界にはこれら臓器の買い手市場があることについても言及する。私は世界臓器移植協会が学術機構としてこの問題をはっきりと表明する立場にあると思っている」

 「私は『イスタンブール宣言』が世界に対する正式な声明で、各メンバー国がこの規定を遵守し、これらの違法行為を停止することを促すことができると考えている」

 *中共による法輪功学習者からの生体臓器摘出行為を糾弾

 ガルシア・ギャロン医師は記者に対し、中共による法輪功学習者からの生体臓器摘出行為について憤慨し、糾弾すると述べている。

 「中国に存在するこの問題(法輪功学習者からの生体臓器摘出行為)は公認されている」。

 「私はこの事が中国だけで起きていると思う。ほかの国がこのようなことをするとは信じがたい。このような事情が世界のほかの国で発生しているのか、私が確認できないとしてもこのようなやり方は糾弾されるべきだろう。臓器移植協会のこれに対する立場は非常にはっきりとしている」

 最後に、中国共産党が、『イスタンブール宣言』に規定されている内容を遵守するかということについて、ガルシア・ギャロン医師は、「私は中国がどのようにするのか想像がつかない。これは別の問題である。中国は、このような国際社会の約束事を守るといいながら、それを順守せず、自らの都合のいいように行動する。ある国で起きている出来事を制御しようとするのはとても難しいことだ。特に、言論の自由、情報封鎖が行われている国では困難だろう」と述べた。

 
(明慧記者・華清、翻訳・坂本)


(08/08/17 10:41)



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