上海市は24日までに、北京五輪のサッカーの会場周辺で運行する路線バスの車内に監視カメラの設置を始めた。68路線の約1600台が対象。監視カメラはドア付近など計4カ所に設置し、画像も保存する。
上海で5月に路線バスが炎上し3人が死亡、12人が負傷したほか、雲南省昆明では今月21日に通勤バス連続爆破事件が発生。このため、上海市当局は警戒を強めており、監視カメラ設置を、北京五輪開幕前の8月3日ごろまでに終えるように安全対策を急いでいる。(共同)