(cache) 報道の自由、約束果たさず 中国外国人記者クラブ
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     【北京23日共同】北京の中国外国人記者クラブ(ジョナサン・ワッツ会長)は23日、過去約1カ月間に海外メディアの記者への暴力など30件を超す取材妨害があり、五輪期間中に報道の自由を確保するとした中国政府は約束を果たさなかった、との声明を発表した。

     声明によると、五輪のメーンプレスセンターが開いた先月25日以来、30件余りの取材妨害の発生を確認したほか、現在20件を調査中。ことし1月から8月20日までの取材妨害は計152件で、昨年全体の発生件数にほぼ匹敵する。

     特に過去1カ月間を見ると、記者への殴打やカメラ破壊など当局者による実力行使が計10件と目立ち、昨年全体の発生件数を上回った。

     声明は、一部ウェブサイトの閲覧規制の解除や地方取材の基本的な自由化など改善もみられるとしたが「問題点は数多い」と指摘。特に取材対象が当局から嫌がらせを受けることやチベット自治区への立ち入り制限を挙げた。また、地方取材の自由化取り消しなど五輪後の規制強化の可能性に懸念を示した。

      【共同通信】

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