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楽師サマキ・ことばは言い様
最近の嫌がらせのメールやコメントの題名で多いのが「学士様」である.これには十年前近く前の某教育学者との因縁が絡んでいる.2ちゃんねるあたりでは彼の「弟子」たちが出鱈目を吹聴しているので,この際だから一部始終を書いておくことにしよう.
たまたま,彼と「共著」を書いていたことがあって,その件で出版社の編集と話し合うというので上京した日,飯と宿を提供するというので彼のマンションに泊まったことがある.本当は私はこんなことをしている余裕はなくて,父親の会社の倒産処理に走り回っていると告白すると,それじゃ東京の一流会社を世話するから履歴書を書けと言い出した.私はははん,面接試験で親の会社の倒産のことを根掘り葉掘り聞かされて,それだけの負債がある人物を入れるわけにはいきませんねと,恥をかかせるつもりだなと思い,最初から学歴も全部出鱈目の履歴書を書いてやった.
「学士様」の出処はここにある.つまり履歴書の上では「国立大学中退」になっていたからだ.確かに,現役で入学した国立大は半年で中退している (河合模試で偏差値93の最高記録と言えば分かるだろう).しかし一浪で入った所はきちんと卒業しているどころか,大学院も出てるし,得意の語学を活かして大学院在学中に国費留学してそちらで先に博士号を取っている.その時の恩師は最近ノーベル生理学・医学賞を受賞している.私が学生時代には日本人でこの分野を専攻してた人がいなかったからだ.
逆に言うと,某教育学者はつい先年まで博士号を持っていなかった.あんなものは三十路に入る前にさっさと取って,獲れなければ学問の世界から去るべきだろう.だから三十路になっても院生やってる「足の裏のご飯粒」「中間子」(所謂ポスドク)【但し社会人で三十路や四十路になってから院生になった勉強熱心な人は別として】って,すごいお金持ちなんですねー.そして,還暦に達した某教育学者は最期の手に出た.「学位製造所」(degree mill) というアメリカの業者で,カネで博士号を買ったのである(笑) そんなに学位って大切なものなんでしょうか.私は彼の「学歴コンプレックス」そのものに,教育学者としての欠陥を感じていたりする.
どこの企業にも転がっている「学士様」って偉いんですねぇ(笑) ことばというのは言い様である.漁民や運送業者が原油高のために「ストライキ」をしても,マスコミはそれを「(一斉)休業」などと言い換える.弱い業者をいじめて,ことばの本質を言い換えるのが今のマスコミなのだなと,さっきラジオを聴いていて思った.秋刀魚の価格が3倍なのも,漁船がA重油を節約するためである.倒産する漁民も増えてくるのではないだろうか.
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