岡山放送局

2008年8月22日 22時10分更新

県行政委員会報酬見直しを


教育委員会や公安委員会など外部の有識者が委員を務める県の「行政委員会」について、岡山市のNPO法人が委員の報酬や会議の回数を調査した結果を公表し、「報酬はかなり高額で、見直す必要がある」と指摘しました。

岡山市のNPO法人、「市民オンブズマンおかやま」は教育委員会や公安委員会、それに選挙管理委員会など有識者が委員を務める県の9つの行政委員会について、委員の年間報酬額や会議の開催回数などを調査し、22日、その結果を公表しました。

それによりますと昨年度、各委員会は年間4回から35回開催され、1回の平均時間は1時間26分で、1人あたりの平均報酬は170万円あまりだったということです。

中には年に4回の開催で平均45万円の報酬を支払っていた委員会もあり、市民オンブズマンおかやまでは「これほど高額な報酬が必要なのか疑問だ」としています。

重田龍三・代表幹事は「県の財政が厳しい中、見直しが必要ではないか」と指摘しています。